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M$ DOSの昔から他所のモノを欲っして、上手い具合にやっていくのが会社の特長だと思ってる。個人的にはね。
あ、そういえばWordの開発にかこつけて上手い具合にユーザインタフェースの勘所も手に入れたんだっけ?
そして誰もが認めるのが、その物真似の下手さ加減。わざとなのか、それとも社風なのか、レギュレーションでもあるのか、何かと自社流のスパイスを加えようとしたところで、いつもさじ加減を間違うのが同社の特長か?
昨日、MicrosoftがYahooへ出した提案を最初に流したのはBBCだった。相変わらず早い。で、「さて、どうなるかな」と思って楽しみに続報を待ってたワケだ。
楽しみに、と言っても株価だとかそういうのを気にしていたワケではなく、世間の風向きがどんな風になるのかなと言う意味。一夜明けて見れば、まぁ、おおむね中立か。
私はBBCの第一報を読んだ時から「Microsoftも地に落ちたな」と思った。
同社のオンラインサービスは過去何年もの間に渡って莫大な赤字を垂れ流していることで有名だ。何度てこ入れしても、何度サービス名を変えても、いくら他所のサービスをまねしても何一つ上手くいってない。
そこにきて大きな収益基盤となってきたパッケージ・ソフトウェアの需要が鈍化してきている。このままいけば手堅い収益基盤を失いかねない、徐々に。ジリ貧とは言わないものの、業界内で今までのような大きな顔をできなくなることは必死。
そして、ふと、隣の芝生に目をやれば、オンライン広告の需要はうなぎ登り。WSのアナリストは2008年は踊り場になると言いつつも、意図したセグメントに確実にリーチできるオンライン広告への媒体のシフトは120%プラスアルファで支持している。
こんな美味しいハナシが目の前にあるのに、いや、隣の庭には転がっているのに、自分だけ蚊帳の外。Microsoftもオンライン媒体を持っているのに蚊帳の外。
今回のYahoo!への提案は、蚊帳の中に入りたいってコトだ。ま、んなコトは私があえて言うまでもないんだろうが。
確かにYahoo!が置かれている立場は厳しい。快進撃とは言えないまでも相変わらず前に進んでいるGoogleと比べたら、かなり厳しい。でも、後がないほど厳しいワケではない。相変わらず当社のポータルへのトラフィックは抜きんでている。Googleのこれまでの快進撃がなかったと仮定すると「これって、かなりイケてるんじゃないの?」程度のパフォーマンスはある。そもそもYahoo!が躓いたのは最初にGoogleのエンジンに定評を与えてしまったこと。考えてみればあの頃のYahoo!がイチバン宙ぶらりんだった。後は、Googleの勢いに負けまいと、アレやコレやに手を出してきて、結果その所為で重荷が増えたと言うトロコだと思う。
MicrosoftがYahoo!を手に入れても、今のままだとGoogleの勢いは止まらない。いや、止められない。
そんなことより、今までのMicrosoftのオンラインサービスのようにM$化されたYahoo!が萎縮してしまう可能性の方がかなり高い。たぶん50%以上。すでにオンライン慣れしたユーザは「ちょうどそろそろ巣立ちの時だ」なんて考えてるから、古参のユーザが群れをなして離れていくのが目に浮かぶ。ネットの大海原には、まだ他にも面白そうなコトはありそうだし。
そうなると、トラフィックはどうなる?
トラフィックが下がると、その媒体としての価値はどうなる?
雪崩じゃないけど、思惑どおりにいかなくなってしまうまでの期間は、思いの外に短いかもしれない。あ、いやもしもMicrosoftがYahoo!を手にいれたらのハナシだが。
検索+オンラインサービス+広告と言う手法はなるほど魔法の杖のように見えるかも知れないが、実はそれすらも幻想なのだと言うことはGoogle様がイチバンよく知っている(いや、Yahoo!の旧経営陣の方がもっと良く知ってるかもね)。
本当にヤバイのはYahoo!の方ではなくって「なりふりかまわず」状態で、将来の危機から脱却しようとする焦りを隠しきれてないMicrosoftの方だと私は思う。自らの本当の仕事に打ち込んでいないのは誰かと冷静になって考えてみれば、やはりそれはMicrosoftだし。
|by Nagarazoku : 09:57|コメント (2)|トラックバック (0)|
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こんばんは 寒いですね
いや~ぁ 私もびっくりしました
でも、
>M$ DOS
が同社の発端であることから考えると
独創性とか、独自性というのは無いのでしょうね
M$ DOSの消し去りたい過去から解放され
ようやく 自社のOSが普及し始め独り立ちできるようになると
ふと 不安になるのでしょうね
自分の足で歩いたことのない者には ありがちかと
けど、「ないものは買えばいい」という成功体験。
その、成功体験から離れられないというのは
成長期が終わって、老化を始めた印かも
他山の石としたいと考えさせられました
投稿者 DotComi : 2008年02月03日 23:14
> DotComi 様
コメントアリガトウゴザイマス。
無いものは買えばよい、と言う具合にきただけでも、まだマシな方でしょ
うか。最初の成り立ちを思い返せば。
どんなものにもライフサイクルがあるように、企業にも当然ライフサイク
ルがあるわけで、それがさらにドッグイヤーならぬチキンイヤー並のIT業
界にあっては、さすがのM$さんもどうにも身動きが取れなくなってしま
って居る様子。
しかも後のスタンフォードでのビルGの発言は、ちょっともう的を外しす
ぎとすら思えてしまうものでしたね。あの言葉でどれほどのM$のエンジ
ニアが傷ついたことやら。
ま、会社と山いうのはこうやって崩れていくのだと、そういうことでしょ
うね。
投稿者 Nagarazoku : 2008年02月28日 22:17