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2007年08月28日

【 盗人猛々しいとはこのことかな 】

japan.cnet.comからの拾い読みだが、こういう人にはできればもう一生計算機に触れてほしくないなぁと思う[ 参照:保護観察処分で「Windows」の使用を強制されそうな、ある「Linux」ユーザーの嘆き@japan.cnet.com ]。それがどんなOSのどんなマシンでもだ。邦訳されたcnetの方も原文の方も釣りの餌よろしくLinuxというワードをぶらさげているが(何だ?オープン性と自由と言うイメージで釣ろうって言うのかい?)、それがまた癪に障ったりして。ま、せっかくだから思いっきり釣られてみよう。
PtoPのファイル共有サービスに映画をアップロードしたとして有罪判決を受けた「Linux」ユーザーが、もう一度コンピュータを使用したければOSを「Windows」に変更するよう迫られている。
[ 出典:@japan.cnet.com ]

原文:
A Linux user who was jailed for uploading a film onto a peer-to-peer service has been told he will have to switch to Windows if he wants to use a computer again.
[ 出典:@news.cnet.com ]
なんか「アホか…」と思いたくなるようなリード。

その人物がどのようなプラットフォームを利用しているかに関係なく、ジブンの支持する思想に基づいてモラルや社会規範を無視してネットワークにつながっている計算機を使うような人物には、もう一生計算機に触れて欲しくないと思う。もちろん全ての世界の全てのモラルや社会規範が「正しいもの」であるとは思わないが(んなモンは時代によっても変わるのはアタリマエのコトだし)、すくなくともジブンの思想と対立する社会規範や法律(コノ場合は著作権か)への抗議活動であれば、しかるべき手段を持って挑むべきだと思う(それで討ち死にしてもね)。私自身いまの著作権法なんて「クソ食らえ」と思っている派だが、だからといって100%「クソ食らえ」と思っているワケではないし、CCライセンスを120%支持しているワケでもない。経済の活性化に貢献する成果物はその創造主が良識のある範囲でしかるべき権利を主張できるものだと思っているし。

罪状と判決は以下のようなものだったらしいが、刑期を終えた後の保護観察期間中にコンピュータを触りたければ「監視用ソフトウェアをインストールしたプラットフォームを利用しなければならない」と言うオマケがついてきたらしい。で、たまたまそのソフトウェアが彼のお気に入りのUbuntu 7.04に対応していないと言うコト「だけ」でブーたれるらしい(詳細は記事を読んでくれぃ)。
Scott McCausland受刑者は、PtoPファイル交換技術「BitTorrent」を利用した違法なファイル共有ネットワーク「Elite Torrents」がFBIによって閉鎖されるまで、同ネットワークのサーバを管理していた。同受刑者は、映画「スター・ウォーズ エピソードIII: シスの復讐」をインターネット上で配布したとして、著作権に関する2つの罪で起訴され、禁固5カ月および自宅謹慎5カ月の判決を受けた。
[ 出典:@japan.cnet.com ]

原文:
Scott McCausland, who used to be an administrator of the EliteTorrents BitTorrent server before it was shut down by the FBI, pleaded guilty in 2006 to two copyright-related charges over the uploading of Star Wars: Episode III to the Internet. As a result, he was sentenced to five months in jail and five months' home confinement.
[ 出典:@news.cnet.com ]
権利を主張するのはわかるが、何だか自分の置かれている立場が理解できていないと言うか、問題の源流をわざとひん曲げようとしていると言うか、こういう主張にはなんだか呆れてしまう。Linuxで監視ソフトウェアが動かないとかWindowsにしか対応していないとかそういうのが問題でもない(*nix対M$と言うのは宗教的な問題に近いと言ってしまえばそれまでだが、ここでは関係のないことだ)。

こういう輩を見ていると、草薙少佐の「バイバイ、******。この世がいやなら出てくるな。」と言う言葉をプレゼントしてしまいたくなる。こういう場合にGNUだとかLinuxだとかというカードを出されても、それはそれで世間に間違った印象を与えかねないだけ迷惑だ(いわゆる*nix使いの面汚しだ)。ま、こういう人たちはどこへ行っても吠えるんだろうし、どんなシーンやどんな世界にあっても似たような行動に走るのだろうから、こうやって外野が何を言っても同じなんだろうけどね。

ところでどうしたわけか邦訳版のcnetには掲載されていないのだが、原文の法の末尾には以下で結ばれている。
According to the Web site TorrentFreak, McCausland and his attorney will fight the situation. "It isn't the fact that I have to be monitored that bothers me, it is the fact that I have (to) restructure my life (different OS, different software on that OS) and that they would require (force) me to purchase software while I am currently unemployed and relatively unemployable with the two felonies that they gave me," McCausland said. "It is just a ridiculous situation."
[ 出典:@TorrentFreak ]
ホゲ訳をしておけば、
TorrentFreak氏のWebサイトによればMcCausland氏とその弁護士はこのことに関して法廷で争うつもりだとしている。「これは僕に対する鬱陶しい監視がどうのこうのと言う問題じゃないんだ。これは僕の人生観そのものを再構築しろと言っているようなもので(まったく別のOSやその上で走るソフトウェアだとか)、そのためにソフトウェアを購入しろと言うこと(強制だよね)なんだ。しかもいま僕は無職だし、問われた2つの重罪のおかげで職にはつけない状況であるにもかかわらずだよ。こんな馬鹿げた話はないよね。」とMcCausland氏は述べている。
ってカンジか。ま、この発言を見る限り、現況がどこにあるかは本人も分かってそうなもんなんだけど。

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