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2007年07月29日
【
観てみるまではわからない 】
昨日、DVDで「ゲド戦記」と「マリー・アントワネット」の両方を観た。
両作品とも前評判ではかなりの駄作だと言うコトだったので、特に期待もせずに観た。人間と言うのは面白いもので、評判が良いものも観てみたいと思うし、その反面、評判の悪いものもちょっと観て観たいと思ってしまう。まぁ、これがいわゆる一種の怖いもの観たさなのか、単に大穴を狙ってるのか(何の?)それはわからないのだけど。
ま、とにかく、嫁の意向もあり、駄作と言われている2本を同じ日に観ることになった。
最初にプレイヤーに放り込んだのはゲド戦記。
これは、実を言えばそれなりに期待していた。ハウルの動く城もけっこうな駄作と言われていたものの、いざDVDで観てみればそれなりに面白かったし、画もけっこう良かったのでそんな風に期待してしまったのだと思う。
世間の評判は正しかった。と言うか「世間の評判は甘いなぁ」と言うのが私の感想。駄作とか、そういう以前の作品のような気がする。TVアニメで言えば、2クールを予定していても視聴率が足りず1クール未満で強制終了させられてしまう類いの作品か。背景もちょっと酷いものがあったし、人物も「どした?」と言うカンジだったし、ストーリーは「なんだ?」と思ってしまったり。大人の言葉で言えば、時間の無駄だった。なんでこんなの作っちゃったんだろ?
観終わったあと、あまりの情けなさにしばらくセカンドライフの中に逃げ込んで、創作活動(造作活動とも言う)に没頭してしまった。
で、次に観たのがマリー・アントワネット。
これ、世間ではかなり酷評を受けてたけど、私はけっこういい映画だと思った。そもそもマリー・アントワネットの話に何を期待していたわけではないからそんな風に思うだけかも知れないのだが(私とマリー・アントワネットの接点なんぞ、子供の頃にみていた「ラ・セーヌの星」ぐらいだ)。
単にマリー・アントワネットの浪費家具合を描いているだけかも知れないが、それが彼女の一面であったことを思えば、「ま、それを筋に映画を作っていいんじゃないの?」的にイケてたと思う。画もわるくなかったし、全体を通して舞台じみた構成もけっこうわざとらしくて良かった。フィルムの色も悪くなかったし、役者もみんなキチンとはまっていたし。抑揚がないと言ってしまえばそれまでかも知れないが、宮殿の中で世間とかけはなれた生活を営んでいる奥方の話に変な抑揚をつけて無理に演出するより、こういうアンニュイな雰囲気で描いてもらう方が無理がなくってヨロシイ(個人的には)。先のゲド戦記に比べたら天と地の差がある。
まぁ、両方とも私の個人的な意見だから、あまりアテにはならないんだけど。
それにしても世間で駄作と言われていても実際に観てみるまではナンとも言えないもんだ。
|by Nagarazoku : 07:53|コメント (0)|トラックバック (0)|
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