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2007年05月21日

【 「やっぱりStags Leapが好き」な理由 】

週末に泊りがけの来客があった。で、久しぶりに真面目に料理なんぞを作って楽しんでたのだが、料理を出すだけではもったいないとばかりに、一緒にワインなんぞも楽しんでもらってみた。

その折、Stags LeapのFAYも出してみたのだけれど(Cask 23をと思ったのだが、私がビンテージを勘違いしていたようで、セラーに首をつっこん探してみた嫁が言うにはいわくまだ若いのしかないとのことだった)

嫁がフランスのワインをこよなく愛しているので、最近はその良さがなんとなくわかるようにもなってきたが(とは言え、名前とかを覚える気はまったくないのが私の良いトコロ。私のフラ語のスキルが上がれば、必要なものは自然に覚えるでしょ、っとタカを括っている)、それでも当たりの年やらなんやらと、どうもその周辺の知識を仕入れるのがメンドクサイ。そのくせ妙なVin de Pays(地酒)が美味かったりと(私がマルベック100%のCahorsにハマったのもそんな地酒だった。私がマグナムを2本も買うなど、当時は信じられなかった。と言っても蔵元の名前は覚えちゃいない…)、これまたワイン好きな人にはたまらないのだろうが、たまに「美味しいのを飲みたい」人にとっては、やはりちょっと近寄りがたい部分もある。

だからと言うわけではないのだが、ビンテージに関係なく味も品質も概ね安定しているStags Leapだと安心して手をだせる。何も考えなくていいと言うわけではないが(専門家によれば、それでも年によっては評価が変わるし)、普通に「美味しい赤が飲みたいね」と言うような人は、まぁ安心して飲めるし、人にも奨められる。

そんなワケで土曜の夜は'97のStags LeapのFAYで〆た(それが出るまでの間はイタリアの白を2本ばかし出した)のだが、やはり客人も喜んでくれた。愚妻も概ね満足していた様子。その上、デザートに出したダークチェリーとの相性もよく、これまた我ながら能くしたものだと、自分の才能に感心するばかり(嘘)だった。

それにしても10年寝かしてもオリも微々たる程度というのは、さすがガリフォルニアと言う風に感じた。効率化と品質の安定化という一見工業製品のようにも思えてくるTQCも、私のような無精者にはとても嬉しかったりするのだ。これもStags Leapが好きな理由のひとつなのかも知れない。

P.S.
惜しむらくはバタバタと料理をしてたので、実際に私がクチに出来たワインの量はグラス1杯にも満たないのだけど、よく考えたらその程度の量だから余計に美味しく感じるのかも知れない。グラスに鼻を突っ込んで、チョロっと味見して、チョロっと余った料理を食う程度が、いわゆる「満たされきれていない」状態の方が人間の想像力がよく働いて、さらに美味しくカンジさせるのかも…。

|by Nagarazoku : 09:27コメント (0)トラックバック (0)

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