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2007年05月25日

【 この国も同じだとは言え、こういう米国流は… 】

お役所仕事の遅さや不正確さ(日本で言えば例の年金のアレとか)はどこの国の国民の間においても共通の認識だけれども、米国流の大らかさが超裏目に出ているこういう記事を目にすると、彼の国もちょっともう末期症状かなぁとも思う。
バージニア工科大の乱射事件から1カ月が過ぎた米国で、イリノイ州に住む0歳児の赤ちゃんに銃の所有許可証が下りた。サウスカロライナ州では「乱射事件を防ぐため」として学校への銃持ち込みを認める法案を議会で審議している。衝撃的な事件の後でも、銃社会・米国の現実は変わっていない。

銃の許可証が下りたのはイリノイ州シカゴ市に住む生後11カ月の男児、ハワード・ルドウィグちゃん。孫に名前入りの散弾銃を贈りたい、という祖父の願いがきっかけだった。

 男児の父親(30)は元地元紙記者。今は「専業主夫」として子育てコラムを書いており、「銃のプレゼントについて記事に書くには、違法なことはできない」と息子の名で州に申請。すると5月上旬、5ドルの手数料で許可証が郵送されてきた。許可証には「身長2フィート3インチ(約68センチ)体重20ポンド(約9キロ)」とご丁寧に記されていた。
[ 出典:0歳の赤ちゃんに銃の許可証、懲りない米国@asahi.com ]
ま、ここまでは良いとしてもこの本文の後に続く「サウスカロライナ州議会では5月中旬、小学校から大学まで、許可証を持っている限りは誰でも学内に銃を持ち込める法案が、委員会を通過した。」っと言う下りでは思わず吹き出してしまった。レベルが低すぎる…。もちろん国民の一人ひとりを差して言ってるのではなく、国や州という単位で動きが支離滅裂であると言うこと。ま、日本もたいして偉そうなコトを言えるような状況ではないのだけれど…。

そういえば留学していた時、査証(ビザ)の取り扱いのイイカゲンさにも呆れたことがある。入国するときはF-1で普通に「学生さん」として入国したのだが、単位を取った後現地のエージェントに頼んでインターンシップで働くところを探してもらった。で大学経由でビザの書き換えを頼んだら、インターンシップ用のJビザになると思いきや、普通のHビザになっていた。当時、カリフォルニア州におけるガイコクジン就労者の問題はかなり表面化していて現地ではアレコレ騒がれていただけに、そんなコトおかまいなしのお役所仕事に面食らってしまった。そもそも私はH1を取得するための書類上の最低条件すら満たしていない(単位こそバラバラとあちこちで取っているとは言え、学士号すら持っていない)。しかもご他聞にもれず、ビザが手元にやってきたのは申請から半年以上経った後、すでに帰国の準備を始めた頃だった。おおらかと言うか、テキトーと言うか…。そして不法入国&就労者の問題に対し、議員達はようやく今頃になって重い腰を上げてる状態だし。

戦後辛酸を舐め続けたヨーロッパ経済が欧州連合となって本気モードでしこを踏んでる今、ひょっとしたら、このまま米国は土俵の外に追い出されてしまうかも知れない、と言うような流れをも感じてしまう。

やる気になってる米国も存在するのかなぁと思えば、ま、その実態はこのようなもので、「言動が一致していない」の典型、っつうか説得力なさすぎ…。間が抜けているのはテキサスのバカ息子だけではない、っと言いきってしまえばそれまでなのだけど。ま、これがホントの米国流なのかもね。

P.S.
こんなエントリを書いていたら、ITプロにも「不思議の国アメリカ、“オンライン決済不在”の驚くべき実態」ってなエントリが出てた。確かに、米国で暮らしていると小切手が登場する場面の多さに面食らってしまう。スーパーでレジにならんでる前の人が小切手でのそのそと支払っていた姿を思い出してしまった。あれほどまでに効率化を叫ぶ国にあって、そんな現実と理想の乖離は…、以下バカバカシイので省略。

|by Nagarazoku : 09:26コメント (0)トラックバック (0)

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