≪ 米国の料理で美味いと言えば |メインページへ戻る| 桜の宮の三福園で焼肉 ≫

2007年03月01日

【 Parallels Desktop for Macの快進撃は続く 】

Parallels Desktop for Macの快進撃を見ていると、M$がVirtual PC for Macの開発を事実上止めてしまってたことは、最近の同社の失策の中でもかなり大きな痛手を負うものになるのではないかと、そんな風にも思えてくる。
Virtual PC for Mac Version 7 は、現在も PowerPC 搭載 Mac をご利用いただいているお客様にとって、最高のエミュレーション ソリューションですが、Intel プロセッサ搭載 Mac 上ではご利用いただけません。私たちは、Intel プロセッサ搭載 Mac 用 Virtual PC for Macの開発の可能性を探るため、Apple と共に作業を続けています。Virtual PC for Mac はオペレーティングシステムとハードウェアに大きく依存しているため、Intel プロセッサ搭載 Mac で稼働させるためには追加の開発作業が必要になります。
これはM$が2005年6月3日に公開した内容で、その後確かMacintosh向けのVirtual PCの開発は取りやめたとどこかで読みかじった記憶がある(記憶違いだったら申し訳ないが)。リトルエンディアンのエミュレーション・モードを持たぬPowerPC G5に対応して、あれだけのパフォーマンスを出せたのだから(PowerPC G4の命令セットにはリトルエンディアンのエミュレーションモードがあってVirtual PCはその機能とバックサイド・キャッシュを利用し、パフォーマンスをかせいでいた)、もう一発ここでひとふんばりしてVirtual PC for Macの開発/アップグレードを続けてもらいたかった。これは、OS 7.xの時代から使い続けてきたユーザとしての正直な意見だ。M$さんに支払ってきた金額も相当なものだし。

昨今の仮想化流行が追い風になり、そしてやはり実用性があるということでParallels Desktop for Macの売れ行きはかなり順調なようだ。Macbook ProのParallels Desktopの中でWindows XPを走らせても全然問題なく使えるし(G4&Virtual PC&Win 2Kの組み合わせよりかなり早い)、他のOS環境を放り込んでも充分実用に耐えるパフォーマンスを提供してくれる。ちなみに私の環境ではWindows XPに加えて、検証用にSolaris 10とTurbolinux FUJIも走らせている。Solaris 10にNICを認識させるのには添付のスクリプトを走らせる必要があったりするが、これはちょっと調べればわかることだし、カーネル2.6のLinuxでは、そのあたりの問題も全然なくあっけなく「素」でインストールしてそのまま環境を整えることができる。

そしてここにきてParallels Desktop for Macのアップデートだ。
仮想化ソフトウェアベンダーのParallelsが、同社の主力ソフトウェア製品「Parallels Desktop for Mac」をアップデートした。同製品は、Macで複数のOSを再起動せずに動作させることを可能にするMac用仮想化ソフトウェア。

 新版の最大の特徴は、「Coherence」と呼ばれる機能だ。同機能により、Parallelsを利用しているMacユーザーは、OSを切り替えることなく、仮想化環境を通じてMacデスクトップからWindowsアプリケーションにアクセスしたり、実行したりすることができるという。

 同機能は、「Coherence mode」を有効にすることで作動する。このモードでは、Windowsデスクトップが裏に隠れ、WindowsアプリケーションをMac OS Xデスクトップおよびドック部分と統合可能になる。
[ 出典:Parallels、「Parallels Desktop for Mac」をアップデート--複数の新機能が追加に@japan.cnet.com ]
もうこれは、まさしくMacユーザが望んでいた仮想環境だ。MacのFinderの上でそのままに意識せずにWindowsアプリケーションが使えるのだから、これは本当にある意味デスクトップ仮想環境の理想的な完成形だと言える -- こういう仮想環境でWindowsを走らせているユーザが求めているのはWindows環境そのものではなく、Windowsアプリケーションなのだから。実際のCoherenceの動きかどんなものなのかは、本家Parallelsのアナウンスのページにムービーが落ちていたのでそちらを参照してもらうのが一番だと思う(Parallels Coherenceのデモビデオ)。

どうしてもエディタは秀丸でないとイヤで、メーラーは頑なに鶴亀で、ちょっとしたデータ整形にはAccessを使いたくって、FTPはNextFTPじゃないとイヤだからという理由でWindowsを使っていた私的にとっては、ようやく全てが理想の方向に向かい始めたような感じがしすぎて、ちょっとなんだか夢見心地のような気分がしないでもないのだが…。

それにしてもこういう状況を冷静になって判断してみると、M$が逃した魚は彼ら思ったよりもデカいハズだ。

|by Nagarazoku : 00:01コメント (0)トラックバック (0)

トラックバック・スパム対策のため、このBLOGへのリンクを持たないページから送られたトラックバックは自動的に拒否されます。悪しからずご了承ください。
また、このエントリと全然関係の無い内容のページからのトラックバックは、アタシ的な判断で勝手に削除します。これも又、ご了承くださいマセ。

■このエントリーのトラックバックURL ≫ http://www.nagarazoku.com/mvt/mt-tb.cgi/1055



▼コメント(スパム対策のため、半角英文のみのコメントは受け付けていません。悪しからずご了承ください。)




保存しますか?