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|by Nagarazoku : 00:07|コメント (2)|トラックバック (0)|
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こんにちは
まんさくの花ですね、仕事柄こちらの花を見ると
丸山薫の詩を思い出してしまいます。
『白い自由画』という詩なのですが、
北国ではどの様に春を待ちこがれ、まんさくの花を
どう見ていたかが分かると思います、私の好きな詩の一つです。
投稿者 DotComi : 2007年02月09日 10:43
>DotComi様:
コメント、ありがとうございます。
雪が深い地域では春をこれほどまでに焦がれるものなのでしょうね。純粋性の象徴であり、良いも悪いも覆い尽くしてしまう雪の白さも、日常になってしまえば、意味をなさなくなってしまうでしょうし。
雪の中に咲く黄色い花…。
都会に暮らす現代人にとっては、その情景すら贅沢なものだと、シニカルな思いが胸をよぎってしまいます。
--白い自由画::丸山薫--
「春」といふ題で
私は子どもたちに自由画を描かせる
子どもたちはてんでに絵の具を溶くが
塗る色がなくて 途方に暮れる
ただ まつ白な山の幾重なりと
ただ まつ白な野の起伏と
うつすらした墨色の陰翳の所々に
突き刺したやうな 疎林の枝先だけだ
私はその一枚の空を
淡いコバルトに彩つてやる
そして 誤って まだ濡れてゐる枝間に
ぽとり! と黄色を滲ませる
私はすぐに後悔するが
子どもたちは却って喜ぶのだ
「ああ、まんさくの花が咲いた」と
子どもたちはよろこぶのだ
投稿者 Nagarazoku : 2007年02月09日 11:25