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2007年02月16日

【 Polar S720iとPolar Precision PerformanceをMacBook Proで使うというハナシ 】

Polar S720iの気に入ってるところは、見た目がまぁ普通の腕時計だと言うトコロかな。

見た目は普通の腕時計っぽいけど、Polar S720iはれっきとしたサイクル・コンピュータで、チャリンコに取り付けたセンサからワイヤレスでスピードやケイデンス情報を受信できる。ワイヤレスの心拍モニタが標準でついてくるので、心拍トレーニングもできる(昔ながらの220メソッドでも、マフェトン先生の180メソッドでも問題なし)。身体データと受信した心拍数から運動量を割り出して消費カロリーも計算してくれる。さらにそれらの情報を都度トレーニング・ファイルとして集約してくれるだけでなく、赤外線通信でPCとリンクしてPC側のソフトウェア(Polar Precision Performance)で時系列に沿った管理ができる。当然に各トレーニング・ファイルに添付された心拍の推移情報はグラフ化されるから、傾向と対策を取りやすい。

チャリンコでの利用ではさらにオプションのパワーキットを購入すれば、左右のペダリングの違いやチェーンにかかっているテンションまで測定することができるから、バランスの取れた乗り方を目指してるライダーにとってはとても至れり尽くせりな製品だと思う。
っと、ここまで書けばなんだかややこしそうに聞こえるが、これがかなり使い勝手が良い。最近は実際にチャリンコに乗る時よりもジムでのトレーニングの時に良く活躍してる。そんなワケで調子に乗ってどんどんとPCの中に記録を貯めていくのは良いのだけど、ちょっと、心にひっかかるものがあった。

じつはコレまでの間、メインのPCはThinkPadを使っていて、ご存知の方も多いとは思うがThinkPadには標準でいまだにIrDAが装備されている。昔は各社のラップトップに標準で装備されていたのだが、最近はあまりメジャーではなくなってきているようで、あまり見かけなくなった。

で件のPolar S720iとThinkPadは、この標準のインタフェースで通信してデータのやりとりをしてる。しかし、この5月にでも環境を完全にMacBook Proの方へ移行しようと思っているので、このアタリが微妙に気になるのだ。

「Front Rowの赤外線ポートをParallels Desktop上のWindows XP ProfesionalがIrDAとして認識してくれたら…」とか言う甘い期待も3%くらいは持っていたのだが、当然のごとくそんなコトになろうハズもなく、「どうしようかなぁ…」という無限ループがアタマの中でグルグルと回っていた。

もちろんIrDAインタフェースが無いPCのために、USB接続やシリアル接続の外部ポートはPolarから提供されている。しかしだ、これらのデバイスには「但し、USB接続の全ての動作環境を保証するものではありません。」というメーカのお墨付きも書いてある。USB接続の全ての動作環境を保証さていないのに、こちらが繋ぎたいと思ってるのはMac上の仮想ハードウェア空間で動作してるOSインスタンスだし、Parallels DesktopのUSBエミュレーションがどこまで対応しているかなんて、ドコにも書いてないし。しかもPolarのサイトを見てみれば、このUSBデバイスを認識させるのにもコツが必要な様子だ(事実、私も2回コケた)。

しかし、グルグルといつまでも無限ループで回ってても仕方がないので、困った時には一歩ずつと言うマフェトン・メソッドの精神を思い出して順序だてて移植作業&デバイスの認識を進めてみた。

先ずはPolar S720iに付属のCDからPolar Precision Performanceソフトウェアのインストール。続いてPolarの本国サイトからこのソフトウェアのアップデート・パッチを落として適用。んでもって適当なアカウントを作ってソフトウェアを起動。まぁ、ここまでは出来てアタリマエのハナシ。

今度はPolar IrDA USB 2.0 Adapter(これを新しく買った)に付属のCDをThinkPadにマウントして(シングルCDのサイズなので、スロットローディングには使えません)、ネットワーク経由でMacのParallels Desktop上のWindows XP Profesionalへ中身を全部コピー。

コピーが終了したらその中に含まれているsetup.exeを起動し、おもむろにPolar IrDA USB 2.0 Adapterをポートに差し込む。このタイミングが微妙。Windowsが新規デバイスを一瞬認識するが、すぐにsetup.exeが割り込んでくるので、Windows標準のダイアログは消える。ここのトコロがとっても微妙で、このふるまいを理解できるまで2回ほどコケた。後は勝手にドライバがインストールされるので何もしなくていい、っつうか何もしてはダメだ。ここでジブンで認識させようとかするとコケる。

ちなみにこのドライバはPolar IrDA USB 2.0 Adapterを通常のIrDAポートとして認識させるためのものなので、Polar Precision Performanceの設定は何も変えなくていい。ここでもヘタに設定をUSBとかに変えると、認識されなくなってしまうから要注意。

後はThnkPadの環境から、C:\Program Files\Polar\Polar Precision Performanceと言うディレクトリを丸ごと新環境の同じディレクトリにコピーすれば、データも設定環境もすべからく移行できる。

ネットでだれかこういうのを公開してるかなぁと思って探し回ったケド、さすがにこれほどまでにナローな取り組みを自腹切ってやってるヒトは居そうになかったので(もしもParallelsがPolar IrDA USB 2.0 Adapterを認識しなかったら、ドブにカネを捨てるようなもんだし…)、腹をくくって人柱になってみた次第。ま、情報提供の意味をこめてエントリとして追加。

現在のところMacBook Pro内のParallels Desktopで走るWin XPでは問題なく使えているし、これで悩みのタネはひとつ減った。Macへの移行を躊躇してるヒトもこれで心配なく移行できるだろうしね(Parallels DesktopとWin XPが別途必要だが…)。って言うか、PolarがMac用のPolar Precision Performanceを出してくれればいいだけなんだけどね。OS X側のIrDAのサポートは現在でも健在なんだしサ

|by Nagarazoku : 00:02コメント (0)トラックバック (0)

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