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2006年12月12日

【 日野菜のふすま漬って好きですか? 】

日野菜のふすま漬って好きですか?

アタシは大好物なんですよ。でも最近は関西でもあまり見かけなくなりましたケドね。っと言うよりも、市場や商店街なんかに行っても、昔ながらの漬物屋というもの自体をあまり見かけなくなってしまいましたし(まぁそれを言い出せば、味噌屋とか卵屋とか乾物屋とか、昔なら日常的にあった存在がどんどん消えて行ってるんですけど)。

そもそも「ふすま」って言葉自体がもう認識され辛いですよね:
ふすま【麩】
小麦をひいて粉にした時に残る皮の屑。洗い粉または牛馬の飼料に用いる。もみじ。からこ。むぎかす。[ 出典:株式会社岩波書店 広辞苑第五版 ]
と言うコトで、障子と襖のフスマではありませんので、念のため。単体で用いる場合もあれば、米ぬかと合わせて用いる場合もあるようです。それぞれ仕込みの期間や、その地域の気候/風土、それに季節によって味も様々に変化するらしく、ま、そんなコトを考えて「漬物もあながち軽んじることが出来ない食い物だな」っと、今更ながらに思いなおしてみたりして。

で、日野菜のふすま漬。

あの独特の酸味と、どこか土の香りを残した苦味が子供の頃から大好きでした。アタシが子供の頃だって、胡瓜やダイコンや白菜に比べたら、日野菜の漬物は安いものではありませんでした。親父が家に帰ってきてる時にくらいしか、食卓には上っていなかったように思います。そんなワケでアタシのクチに入ってたのは、見てくれの良くないヘタの部分と、葉と根の境目の部分ばかりだったような気がします(それで余計に酸味や苦味が好きになってしまったのかも知れませんが…)。

子供の頃、食卓に日野菜のふすま漬が登って「おこぼれ」程度しか食えなかった度に、「よ~し、大人になったら日野菜の漬物は毎日食ってやる」っと言うようなしょうもないコトを真剣に思ったこともあったような、無かったような。

しかしアレですよ、大人になってみれば日野菜の漬物はもとい、街の漬物屋の存在すら怪しくなってしまったんですよ。日野菜の漬物なんて扱ってるのは、「京の…」的な謳い文句をアタマに漬けた付けたみやげ物屋的な小奇麗な漬物屋ばかりだし、そんな店に日野菜の漬物があっても、それは妙ちくりんな浅漬け風調味液に浸したような変な味のものばかりだし。

ここ数年は、ごくたまに運がよければ、実家の近所の市場の漬物屋で昔ながらのぬか床で漬けた日野菜漬けは買って食うことができました。でもさすがに今時ふすま漬ってのは…。

それが先日伊勢丹系列の某食品スーパーの漬物売り場でふすま漬を発見したんですよ。パッケージは、よくスーパーで売ってるビニールパックに入ったアレです。最初、日野菜があったから一瞥して「どうせマガイモノの浅漬け風だろう」なんて思いながら手を伸ばしてみれば、背面の成分表示の欄には「ふすま」と…。京都や滋賀あたりの地の漬物屋じゃあるまいしと思いましたが、まぁだまされたつもりで、1パック買って帰りました。

昨晩、それを開けてみたんですが、昔のあのふすま漬けのあの風味でした。色も無茶な着色ではなく、自然の色合い。歯ごたえも、酸味も苦味も。個人的にはもう少し発酵した方が好きなんですが、さすがビニールパックの物にそこまで望むのは贅沢と言うもの(すでに現状でも漬物としては立派なお値段でしたし)。

もちろん葉っぱもシッカリと付いてましたし(日野菜の葉っぱがコレまた美味いんです)、キチンと刻んで毎日ちょっとずつ箸休めに食ようかと思っております。電車で数駅のトコロにあるスーパーなので、願わくばこの日野菜のふすま漬けを定番化して欲しいと思っていたりするのですが…(ま、それは関東でどれ程の需要があるか次第ですな…)。
日野菜のふすま漬
P.S.
ところで、この画像はPENTAX *istDSとMC FLECTOGON f2.4 35mmの組み合わせによるものです。そう、オーバーホールに出していた*istDSが戻ってきたのです。予定よりも2日早めでしたが近くまで行く用事があったので、念のためと思ってPENTAX FORUMに電話をしてみれば出来ているとのコトだったので取りに行ってきました。

予定通りマウント・アダプターを装着して、M42用レンズ専用の写真機として使っていくつもりです。交換してもらったシャッターユニットは、さすがに以前よりも軽快な音を奏でてくれます。OHに出す前、最後の方はもうバシャバシャと騒々しかったので、余計そんな風に思うのでしょう。

しかしK10Dを常用してて*istDSに持ち変えると、そのボディの小ささや軽さに、あらためて新鮮さを覚えます。う~ん、こうして見ると、やっぱりカワイイ。

|by Nagarazoku : 00:01コメント (4)トラックバック (0)

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いつもお世話になっております。「ふすま漬」初めて知りました。何処となく、洋食の前菜にも似ていてキレイですね。
漬物は浅漬け系(カブや白菜が好きです)、辛子高菜、野沢菜などを食べますが、たくあんや糠漬け?系はイマイチ美味しさが分りません・・・。大根は葉っぱの漬物の方が好きです。

あ、居酒屋なんかでビールや日本酒を飲む時には、辛い系の漬物(名称不明、失礼、料理詳しくないので・・・)とかワサビの葉っぱとか、意外に食べてしまったりします。でも、定食やお弁当についてくる漬物とか、必ず残してしまいます。

ワインにお詳しいNagarazokuさんの前でお恥ずかしいですが、年に数回しか飲まないので全然分らないですが、仕事上で女性が多い集団なんかと飲む時はワインが飲める店が好まれたりします。ツマミにピザやチーズ類なんかだと理解できますが、何故か漬物の盛り合わせも一緒に注文されたりしますと、謎としか思えません。20代の女性達なのに漬物を食べつつワインを飲む図が出来上がっていたりします(笑)。そもそも高級店(行った事ない)などではないので、漬物アリだと思うのですが。彼女達はその後デザートを更に注文していたりします。不思議です。どうしてそういう注文をするのか謎です(笑)。

投稿者 まさくに : 2006年12月12日 17:33

>まさくに様:
オセワニナッテオリマス&コメント、アリガトウゴザイマス。

日野菜の独特な色合いやアタマの部分の赤から、根の先の方への白へのグラデーションはには、なんとも言えない渋さがありますね。恐らく子供の頃から惹かれていたのには、この色合いが影響しているのかも知れません。画像は画面で見る限り少々色が強いかも知れませんが、現物はもう少し落ち着いた色です。

浅漬けもいいですね。我が家では時々野沢菜漬けがやってくるのですが(辛子入りのヤツです)、もう、あっと言う間に消えてしまいます。そういえば、漬物のダイコンの葉っぱってば、最近はめっきり見なくなってしまいましたね。そもそも市場に流通しているダイコンにどれほど葉っぱが付いてるのかを考えれば、まぁ、うなずけなくもないのですが。しかるに、ダイコンの葉っぱの漬物もある意味、高級品になってしまったのかも…。

山葵の葉っぱの浅漬けやカス漬けもいいんですね。山葵の葉っぱを軽く醤油に漬けたのなんて、もう最高ですよ…(あぁ、ヨダレが)。

辛い漬物といえば、最近私がハマっているのはニラキムチです。かなり浅めに漬けて、まだニラの辛味が相当残っているうちが食い時です。デトックス効果も若干ながら期待してたりするのですが、あのツンと鼻に抜けるニラの辛さと、後追いしてくるキムチの辛味と旨みで、一粒で三度楽しめる逸品です。機会があればお試しください。

ワインに漬物も、案外合うものがあるのかも知れませんね。西洋のように酸味一辺倒でハーブ臭のキツいピクルスなどとの相性は悪いでしょうけど、日本の侘び寂びと旨みのある漬物だと、案外イケるかも知れません。水茄子の浅漬けなんかだと…(あぁ、またヨダレが)。

っつうか、デザート…。
まぁ、若い女性に酒と甘いものは付き物ってコトで。

投稿者 Nagarazoku : 2006年12月13日 01:54

子供のころ「戦中戦後の食糧難のときは、フスマを食べた」という話を聞くと、空腹のあまり建具にバリバリとかじりつく人たちの姿を、マジで想像したものでした。ほら「飢えて木の根や木の皮を食べた」っていう話があるじゃないですか。そこからの連想です。

70年代の後半あたりで、「アメリカでは肥満が問題になっており、健康のためにフスマをいれたパンすら作られている」って話を聞いて、どうやらこれは「襖」ではないことに気づきました。でも正体がわかっても、当時のわたしは、「アメリカ人は麩なんてわざわざ食べるのかよー」と鼻で笑っていました。

そんなわたしは、いまはケロッグのオール・ブランを普通に食べています。鼻で笑ったかつての自分の行為は、なかったことにしたいです。

ところで、むかし一世を風靡した「三五八(さごはち)漬」の素って、今でも売っているのかしら?

投稿者 ふくしまゆみ : 2006年12月16日 00:22

>ふくしまゆみ様:
コメント、アリガトウゴザイマス。

っつうか、襖に関する誤解の件、当初同じような図を想像していたアタシとしては激しく同感せざるを得ません。どして日本語ってばこんなに同音異義語が多いのでせうか。

ケロッグのオール・ブランは、食ったコトないですねぇ。その系統のシリアルの衝撃的なコマーシャルとかは何度か見たことありますが…、でも、すでにそのコマーシャルに登場するような体系のアメリカ人を、ついぞ現地では見かけることが出来ませんでした。きっと私達庶民の目には見えない界隈で生息しているのだと、そんな風に思うことにしていますが。

三五八漬けの件は知りませんでした。ググってみたら、福島県や山形県の伝統的な麹漬けなんですね。う~ん、なんか食ってみたくなってきてしまいましたヨ。

投稿者 Nagarazoku : 2006年12月20日 09:34




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