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2006年11月06日

【 潔くコルクを捨てたポークパインリッジに拍手 】

昨晩宅配便が届いた。モノはワイン屋からの荷物。

いつだったか忘れたのだが、何かのついでに南アフリカのポークパインリッジのカベルネ・ソーヴィニョンを1本買った(楽天の某店で)。で、そのままセラーで放ったらかしになってたのだが、先週、これまた何かの機会で開けて飲んだ。っと、まぁ、それがなんとも思いのほか美味かった。

たぶん買った時も一通り説明文を読んで、「これなら自分の不甲斐ないクチにも合いそうだ」と踏んで買っているので、飲んでみて美味いと感じるのも当然なのだが、なにせモノゴトを覚えようとしない癖があるので、多々こういうコトが良くある。ひっくり返して考えれば、一粒で二度美味しい的にもとらえることが出来るので、自分ではそんなに悪い癖ではないと思っているのだが、果たしてハタから見てる分にはかなりイイカゲンなヤツと思われているかも知れない。

で、そのポークパインリッジのカベルネ・ソーヴィニョン。値段を調べてみれば1,380円と、中身の割りにはかなりの破格値。せっかくだから何本かまとめて買っておこうかなぁと思ったのだが、残念なコトに件の2003年の物はもう売り切れていて、楽天のその店のページには「売り切れ」の表示が出ていた。

しかし、アタシはそんな表示なんか全然気にしない。こういう場合はとりあえず店に電話してみるのが常だ。って言うか、手持ちのメディアは全部使い倒してナンボだと思ってるので、調べる必要があれば書物もネットも電話も知り合いのヒトでも、なんでも使う。ま、今回の場合はそれがそのお店と電話だったワケだ。んでまぁ、電話をしてみればナンとも間の良いコトに、楽天のページは更新していないが、2004年のものが先日入荷してきて手元にある言う。そんなワケで早速ページを更新してもらって、6本ばかりまとめ買い。

で、それが昨晩届いた。

「ぁあ、コレで気軽に飲めるモノが手元に来たワイ」ってなことを思いながら箱を開けてみれば、なんとクロージャーがスクリューキャップになってた。クロージャーと書けばナンだかわかり辛い気がするが、要するに栓のコト。ま、まともなワインと言えばコルクと言うのが通り相場で、スクリューキャップっちゃぁ「超」安いワインみたいなイメージがあるが、どうも最近の流れはそうではないみたい。これは嫁が読んでる雑誌に書いてあったのコトなのだがニュージーランド産のワインでは約8割が、オーストラリア産でも約4割がすでにスクリューキャップへと移行しつつあると言う(詳細はワイナートの32号を参照してくださいな)。

確かに安定した酸素の透過率やら、一定以上の品質のコルクを利用しなければならない事などを考えたら、代替クロージャーへの移行もあながち過ちではないように思える。一定の量を作ってグローバルに商売をしようと思えば思うほど、やはりそう言う面でのコストと品質のバランスにも目を配らなければならなくなってくるだろうし。頑なに伝統を重んじ、やみくもに生産量を増やさず地道に商売を続けるも能し、このように、新しい世界で新しい試みで次代を切り開くも能しだ。どちらが良い悪いとかじゃなしに、消費者が「あぁ、良かった」と思う限りどちらも有りだと、アタシはそんな風に思っている。

オープナーをコルクにねじ込んで、キュキュっと抜くあの儀式も楽しいものだが、まぁ、そういうのは特別なoccasionとか、それなりに儀式自体を楽しむために取っておいてもいいし。

それにしても潔くコルクを捨てたポークパインリッジには拍手だ。だって評判はいいのに値段も据え置きだもん。あえてコルクを捨てて安価に安定した品質の維持を実現しようとするその企業努力を買いますよ。
[2004] Porcupine Ridge Cabernet Sauvignon / Boekenhoutskloof

|by Nagarazoku : 00:01コメント (0)トラックバック (0)

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