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2006年09月15日
【
モミジ、走りはじめる 】
家の近所の寺のモミジが走り始めた。
走ると言っても本当に走ってるワケもなく、「気が早いヤツ」って意味。コトバの綾だ。
気が付いたのは去年。カメラを持って遊び始めて3ヶ月くらい経った頃だろうか、他のモミジの木が良い具合な頃にはもう葉が落ちてて、「ナンでこいつだけ…」と一瞬思ったのだが、早咲きの桜があるように、早枯れのモミジがあってもおかしくはないな、っと微妙に納得して記憶にとどめておいた。
雨の所為か、季節変わりだから雨が降るのか、まぁそれはさて置き、気温の方は丁度良い感じに落ちてきた。そうなれば、あの木を見に行かない手はない。家から歩いて5分とかからない距離だし。
で、昨日の昼、午前中の仕事を終えたアタシはノコノコとカメラを片手に寺に行ってみた。丁度雨も一休みと言う感じで、雲はあるものの明るさは充分だったし。雨上がりの石畳が、あたりの気配を余計にひんやりとさせている。いつもなら山門のあたりでウロウロしてる丹下左膳風の野良ネコの相手をしてから石段を上がるのだが、このひんやり感の所為か野良ネコもおらず…。
石段を上がって門をくぐって境内に入る。
件のモミジの木の方に目をやる。だが、紅い色は見えない。まだちょっと早かったか…、っと思った瞬間、風にゆらいだ枝の間から、紅く染まった葉が見えた。
夏の名残を残す眩しい緑の中に、紅く染まり始めた葉がチラリほらり。
いやぁ、いいなぁ。紅くなってる葉にだってまだ緑の部分が残ってたりして、絶妙の色加減。葉脈はまだ青々してたり、ちょっとグロテスクとも取れなくもないが、これがありのままの生命のライフサイクル。
アタシは一人でニコニコしながら、風のタイミングを見計らって何枚かシャッターを切っておきましたとさ。

P.S.
里の方じゃ、もうとっくに始まってるよとか、北海道はもう…、とか言いっこなしですヨ。都内の慌しいトコロでのハナシなんですから。
|by Nagarazoku : 00:00|コメント (0)|トラックバック (0)|
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