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2006年08月04日
【
ラーメン二郎の麺ってばさ… 】
ラーメン二郎の麺ってば、なんだか昔どこかの中国料理店で食った炒麺の麺に似てる。しかもあの中国料理店ってば、けっこう本式だったような気が…。ナンでいきなり二郎のハナシになったかと言えば、突然に愚妻が二郎でラーメンを食いたいなどと言い出したから。
東京に拉致された当初、得意先が田町にあったものでバスで出かけて行く道すがら、慶応の三田学舎の傍にある二郎の前行列を見ていた。前を通る度に「ようけヒトがならんどるなぁ…、美味いんかなぁ…」っと窓から見ていた。しかし並んでまでラーメンを食う趣味なんぞないので、ついぞ食う機会がなかった。
ところがどうしたことか、ここ2~3日の間、我が家の嫁が急に二郎に取り付かれたかのように、食ってみたいと言い出し、ネットで情報収集を始めたのだ。で、結局一昨日の夜に目黒の二郎に行こうと言うコトで浮ついていた足も一旦は地についたのだが、夜になり、さて行こうかと言う段になって、嫁から沈んだ声の電話が…。目黒の二郎は水曜が休みだったと言う。ナルホド、当日は水曜。普段でも客が並んでる店の定休日に、店の木戸を叩いてまでラーメンを食いに行く趣味はないので、当日はパス。
で、昨日の昼。
嫁は朝の会議にだけ出て、そのまま昼前に帰宅。アタシは前の晩から前倒しで仕事を片付けてたおかげで、昼間の時間を空けることができた。っと言うワケで雁首そろえてチャリンコでノコノコと炎天下の中目黒界隈まで、フラフラと。
着いたのは丁度お昼時。やっぱり並んでるし。
嫁がイロイロ調べてくれた情報によれば、このお江戸には二郎信者とアンチ二郎派が存在するらしい。味の評価も千差万別。酷評の中にはジャンクだとか油ギトギトだとか、人間の食い物じゃないとか。まぁ、人間は怖いもの見たさってのもある生き物なので、そんな風に書かれると余計に興味が湧くってぇモノ。
並んでる間に観察していれば、なんともお客さんは皆礼儀正しいと言うか、作法を知ってるというか、食べ終わったらキチンと丼をカウンターの上に上げて、自分が食ってた場所をダスターで拭いて、ササっと店を後にする。いいね、こういうのは好きだ。無用な「いかがですか~?」系の台詞を連発する店なんかでかまわれるより、よっぽどマシ。
で、自分がカウンターに座って食ってみてどうだったかと言うと、それは、「…」。でも冒頭に書いたように、製麺機で店で打ったと思われる麺は悪くなかった。いわゆるボソボソした太い麺なのだが、麺自体は好みだ。個人的な見解を述べると、ラーメン二郎は美味いとか不味いとか論ずるべきでものではないと思う。それはもうその存在に対して失礼であると、ま、そう思う。論じたところで支持者が減るワケでも増えるワケでもないし。
豚は塩辛かった。スープは濃かった。ニンニクはもう少し多く入れてほしかった。丼は後家さんだった。でも5年に1度くらいなら食ってもいいかな、っと思わせるそんな不思議な「世界」がそこにはあった。「味」じゃなくて世界。
そう、もうあれは独自の世界だ。
巷に溢れてる有名処と呼ばれるところのも食ってはみたけど、そもそも、クソ不味いラーメンってもの自体食ったことがないし、ズバ抜けて美味いと言うシロモノも食ったことがない。結局はメディア主導型で踊らされてるだけなのか、踊る阿呆に見る阿呆的に自主参加して踊ってる方々にメディアと店の両方が支えられてるのかわからない。そういう「ぬるま湯」的首都圏経済の中にあって、あの独自のスタンスでラーメン二郎が醸し出してる世界は、もうそれだけで立派だとしか言い様がない。
ま、それにしても東京のヒトって本当にラーメンが好きだね…、っと、最後に関西人の本音を、さりげなくポロリとこぼしておきます。
|by Nagarazoku : 00:03|コメント (0)|トラックバック (0)|
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