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2006年08月07日

【 少し落胆したPENTAXフォーラムからの帰り道 】

PENTAXのリモコンはやはり断線だった。買ってから丁度1年。保証書は探せば出てくるだろうけれど、探すのもメンドクサイので、そのままPENTAXフォーラムに持ち込んで検査を頼んだ。事前に接点はこちらで分解チェックしている旨をつげ、可能性があるのは本体側のジャック又はジャックを取り付けている基盤のハンダ面、またはリモコンケーブルの断線、そして最悪はファームウェアの不具合であることも付け加えた。

待つこと20分弱。

結果はやはり断線。特に手荒に扱ったわけでもなく(リモコンを利用する際は室内での置き撮りがメインなので、手荒になるハズがない)、ごくごく普通に扱っていただけなので、コチラとしては非常に釈然としない。とは言え、果たして保障期間なのかどうかもギリギリで怪しいコトもあり、いまから事務所へ保証書を探しに戻るってぇのもナンだかヤだし。っつうコトで、「どうしてこの程度の取り扱いでこんなコトになったのか、現品を置いていきますから今後のタメに調べて製品に反映してください。私は帰り道でY橋に寄って新しいのを買いますから」っと言って、フォーラムを後にした。

リモコンの値段は3,000円弱。どうせ自費修理になったら同じくらいの費用はかかるだろうし(フォーラムまでの往復時間を考えたら、その分仕事でもしてる方がよほど利口だし)、Y橋なら持ってるポイントで買えるから、その方がアッサリしてて手早くて良いと考えたのだ。

今回フォーラムへ行ったもう一つの原因は、レンズフードの件。以前に行った時は100mmマクロのフードがガサガサになってしまって胴鏡の先端部分を交換してもらった。で、その折、逆に渋くてノッチの部分まで絞まりきらなかった14mmの方のフードは、グリスアップ(たぶんシリコンオイルかなにかの塗布だと思うが)をしてもらって、けっこう最初は良い具合になっていた。ところが、数回使ってみると、こんどはコイツがガサガサになってしまって、ノッチがかかっていてもちょっと手が当たるとフードが外れてしまうようになったのだ。

その旨を説明して、少しばかり見てもらったが、あまり具合は良くならなかった。仕方がないので、こういう仕様なのだと諦めて、遮光テープを小さく切ったヤツをもらって、フードと胴鏡の境目を留める。「帰りのY橋で遮光テープも一巻買わないといけないな…」なんて思いながら。

原因はハッキリしてて、フードの素材と胴鏡の素材、そして構造。先の二つも含めて、新しいレンズ群は全て単なるかみ合わせ式。単なるかみ合わせ式でもSIGMAのレンズではこういう症状が出ていないので、やはりこうなってくると構造と素材の組み合わせが悪いのだと思わざるを得ない。マクロの方はともかく、14mmの方なんて普段はカメラバッグの中だ。だのに1年足らずでこれでは、先が思いやられれてしまう。

もちろん往年のレンズに比べたら「値段が安いんだからガマンしろ」と言われてしまうかも知れない。しかし、あまりにもお粗末すぎる。だったらユーザに選択肢を提供して、★レンズで使われていたようなローラ式のノッチ仕様を出すべきだ。普段使いにしててもっとハードに使ってる28-70★なんて、いまだフードの取り付け溝に擦り傷すら付いていない。方やデジタル専用の14mmなんて1年程でこの有様。

PENTAXはこれから先、ずっとテープでフードを固定して使えと言うのだろうか?
そういう製品を手渡されたユーザが将来に渡ってPENTAXを支持してくれると思うのだろうか?

物に触れて、使ってゆくうちにユーザは育つ。そして、そういうユーザは自分が使っている「物=機材」の対して様々な疑問を持つ。この疑問にメーカがどのように応えるか、それが大事だ、それが物を作る企業が持つポテンシャルの一つだ。少なくともアタシはそう思う。

素人目から見てもPENTAXは良い製品を生み出している。特にデジタル一眼レフについては、軽さ/大きさ/性能/価格、どの面を切っても非常にバランスの取れた製品を提供している。だがしかし、その先を考えた場合、カメラ本体を補完する大事なレンズのパーツがこの有様では、使っていくうちに落胆を覚えるユーザも現れるのではないかと思わざるを得ない。それとも「レンズを使い続けていけるから」とか「同じマウントだから」と言う発想で一眼レフを選ぶこと自体がもう古いのかも、時代の流れにそぐわないのかも知れないが…。

なんだか、少し落胆したPENTAXフォーラムからの帰り道だった。

P.S.
今回の件で、来年買おうと思っていた645デジタルに関しては無期延期(買わないとは言わない)。年末に予定してた1,000万画素の機種は一応買うつもりだが、それも確定マークは取り下げ。ひょっとすると年末を目処にプラットフォームを大きく変更するかも知れない。下手の横好きの道楽とは言え、こちらも手持ちの資金を有効に利用してできるだけ良いモノを撮りたいと言うのが本音。いくらPENTAXが好きでも、背に腹は変えられない。「あえて中型機に手を出さないのであれば、35mmフルサイズCCDとか、他の選択肢も出てくるワケで…」などと、いろんな考えがアタマの中をグルグルしだす。

追記の追記:
昨晩はちょっと感情的になって書いてしまった。と言っても、朝になってもモヤモヤが消えたワケではない。いまだに感情的な部分は引きずっているし。

実は床につくまえに、ちょとした細工をしておいた -- 胴鏡先端にあるフード固定用のノッチの山部分になにかアクリル樹脂系、もしくはエナメル塗料系の何かを少量塗布すれば当面の問題は解決できるのではないかと思った。で、何かないかとあたりを見回したら、丁度良い塗料があった。嫁の持ってるマニュキア。これを薄く、ごく少量、件の箇所に塗布しておいた。そう、磨り減っている樹脂部分の埋め合わせをさせてみようと思ったのだ。朝になってかみ合わせを確認してみたら、これが案外イケる。かみ合わせが再度甘くなっても、これならまたマニュキアを塗れば良いだけだし。と言うコトでスマートではないかも知れないが当面はこのままの機材で続行。

フードのかみ合わせが甘くなった方はゼヒお試しあれ…、と書きたいところだがやはり改造の類になるので、そこはソレ、自己責任でお願いします。

|by Nagarazoku : 00:01コメント (0)トラックバック (0)

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