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2006年07月02日
【
どんな車が好きか? 】
「どんな車が好きか?」と訊かれたら、迷わず「タクシー」と答える。
受け狙いが無いワケでもないが、9割方は真面目に考えての答だ。事実、タクシーは良く利用させてもらう。利用すると言っても決して贅沢をしているワケではなく、基本は徒歩/電車/バス。そしてこれに加え、必要に応じてタクシーを利用するが、それも最大中距離まで。必要以上に遠距離な場合は、アクセス性を考慮に入れて公共の交通機関とレンタカーを使い分ける。
東京と大阪、しかも都市部で生活をしていると車を持つ必要性を感じない。そういう生活を続けてきて出した答が「タクシー」。ちなみに米国で生活してる時も車を持ってなかった。それはサンフランシスコというこじんまりした街に住んでたから。サンフランシスコでも郊外に出るとそうはいかなくなる。まぁ、意図的に徹底した車社会である米国で、車を持たずに生活できるものかどうか、実験的な意味合いもかねてサンフランシスコの市内を選んで住んだと言うのもある。
なんだかこんな風に書いていると車が嫌いなようにも聞こえてくるが、実を言えば車は大好きだ。免許証の交付を受けてから数年間は何台か車を所有していた。その頃は大阪でも郊外だったので、まぁ、車があればあるなりに便利だったし、やはり走らせていること自体も楽しかったし。数台車を乗り換え、数十台の単車をとっかえひっかえし、徐々に都市部に居を移してゆく中で、だんだんとそういうモノを所有することに抵抗を覚えるようになった。要約してしまえばそれだけのコト。
別に他の人が持つことについてとやかく言う気はない。精神面や物理面で必要なのであれば、持てばいいと素直に思う。自分で過去にそうやってきた経験からも、必要なモノは必要だと素直に言い切れる。
じゃぁどうして今日こんなエントリを書いてるかと言えば、いよいよ
Tesla Motorsのカウントダウンが始まったから、それにインスファイアされてだ。
電気自動車もハイブリッド・カーも別にあってもいいと思う。でもそれは純粋に技術の成果としての視点から言ってるだけ。でも、それらを生産し、利益を追求している企業に「環境」だとか「エネルギー効率」だとかを謳われると、無性に虫唾が走る。成果物をみれば、それは今までとなんら変わらない「石油の缶詰」でしかない。コピーライターやスピンドクターは謳いたがるものだが、せめてもう少しきっちりとした数字を元に、適切な解説を加えてほしいもだ。PG&EのE-9オフピーク時電気代金でコストを表記して、いったい何になるのか。せいぜい「懐具合をさほど心配しなくてもいいな」と消費者が思うくらいだ。
別に、まだベールを被ったままのTesla Motorsのことだけを言ってるのではない。世界の雄となったトヨタさんや、すべての自動車メーカに対して、そういうことを言いたいワケだ。
先進国と呼ばれる国々の自動車製造業は何を学び、世代を超えてなにを継承してきたのか? 北京の問題などを耳にすれば、やはり歴史が繰り返されているだけだと思う。国と言う境目こそあれ、本来であれば継承されるべき物を、結局はなにも伝えることができていない。
自動車製造業だけじゃく、日本で言えば経団連に名を連ねる企業 (米国流に言えばFortune 500級の企業か) にも言いたい。役員の送り迎えをしている黒塗りの大型車は本当に必要なものなのか? CSRやエコロジーやクールビズを謳う前に、もっとできることがあるはずだ。。
ニンゲンは考えることのできる葦かもしれない。しかしその葦はかなり利己的で学ぶことすらできない葦なのだろう。だからせめて私も、自分勝手な考え方で、「どんな車が好きか?」と訊かれたら、これからも迷わずに「タクシー」と答え、当然に実践していくと思う。
|by Nagarazoku : 00:22|コメント (0)|トラックバック (0)|
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