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2006年07月12日

【 Al PacinoのAny Given Sunday 】

昨日アフィリエイト式のバナー広告の配信を行ってる代理店とミーティング。広告主側のアドバイザーとして立ち会ったのだけど、やはりこういう業態自体が好きじゃない所為もあって、最初から色眼鏡で見ている自分に対しても嫌気がさしてたりして、まったくの悪循環。

とは言え、バナー広告を全面的に否定してるワケではない。ポータルサイトの各ページにローテーションで掲載されるバナー広告やトップページの固定枠に一定期間掲載されるバナー広告/テキスト広告は、対象としているセグメントに適時に求められているであろう情報を伝える手段として高く評価している。いわばもうすでに実績がある「枯れた」手段だと思っている(その媒体料金の高さはちょっとナンだと思う時もあるが)。

しかし、アフィリエイト式は今ひとつつかみどころが無くて困る。Googleのように割り切り型だと、まだ納得できる部分もあるが、アフィリエイトを希望するサイトを中途半端にフィルタできたりすると、それはそれで業務が増えるというもの。成功報酬の評価に関してもとてもセンシテブな部分があったりする。

Amazonのアフィリエイトのように広告主と広告掲載者が1対1で対話できるのであればカラクリは比較的スッキリする。Amazonの場合は商品確保や在庫確保のリスクを背負っているというアタリが、余計にそうカンジさせるのかも知れない。しかし間に立たれて代理店に中抜きはされるわ、手間だけ押し付けられるわでは互いに幸せになれるどころか、とんだシワヨセだけ受けかねないし。

時代が移っていくなかで、どんどんアフィリエイトと言うコトバだけが一人歩きをしてるような気もするし、もてはやされ過ぎと言う気もする。カラクリを提供してる側の食い逃げ状態もあまり行儀が良いと言えるものでもないし(批判的になるのであまり詳しくは話したくないが…)。それにいつまでもこんな状態が続くとも思えなく、そういう風な部分を思うと、余計にタメイキが出る。そんなワケでアフィリエイト式の広告は今回パスして、手堅く、某ポータルのトップページ枠を考えるコトで落ち着いたのだが…。

昼間そんな風に出先で過ごし、夕方家に戻るやいなや、本業の方で特急便のプレスの仕事を放り込まれて、それを片付けててると「あっ!」と言う間に夜。ホントは他にも片付けなきゃならない仕事もあるのだけど、ちょっとやる気にならないので、昨晩はDVDに逃避。

観たのはOliver Stoneの'Any Given Sunday'。いや、Al Pacinoの'Any Given Sunday'と言った方がいいかも知れない。昔はAl Pacinoが嫌いだったのだが、なんだかこの頃から好きになった、'The Insider'とか。そういや'Insomnia'とか'S1m0ne'とかも好きだな。'S1m0ne'は馬鹿げたプロットが良くって、'Insomnia'は汚れ役のRobin Williamsと共の絶妙の競演と、あの重苦しい空気が好きだった。重苦しい空気と言えば'The Insider'もそうだな。

で、件の'Any Given Sunday'はと言えば、これはどちらかと言えは時代の移り変わりの中で揉まれてゆく人生と言うか、学んでゆく人の姿と言うか、そういうのを一見華やかに見えるアメフトの世界を通して描いているあたりが好きだ。1999年と言う世紀末の映画だし、Oliver Stoneは当然に世代の交代と時代の変遷をメッセージとして織り込んでいるのだろうけど。ま、一見フツーのスポ根映画としてお気楽に観ることもできる。

今みたいに「また景気が良くなってきた」とか浮かれた世間を見てると、なんだかこういう映画を見て少し襟を正したくもなる。汗臭い映画なので襟を正すという表現はちょっと似合わないのだけど、Al Pacinoが映画の中で言う"inch by inch"と言うコトバが、そんな気にさせるとでも言おうか。

最後の最後にはどんでん返しも用意されてるので、クレジットが流れ始めて「あ、終わった…」なんて思ってもDVDを止めないコト。この最後の台詞とシーンを見たら、ちょっと嬉しくなる。ま、それはアタシがオッサンだからかも知れないが…。
Al PacinoのAny Given Sunday

|by Nagarazoku : 00:41コメント (0)トラックバック (0)

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