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2006年06月30日
【
タダと言うサービスは… 】
タダと言うサービスは、実はタダじゃないから。どこかで間接的に代償を払ってるワケだし。
誰もがわかってるハズなのに、やっぱりタダでサービスを受けてるという感覚になってしまうのがニンゲン様の悲しい性だったりするのだ。
たとえば民放放送。そりゃぁもう、CMだらけ。そりゃ、面白いCMもある。だけど、肝心の番組自体が面白くなかったりして。いわゆる一つの質の低下現象。長い年月をかけて媒体売りはD通様に牛耳られ、その上スポンサー様の顔色を伺うばかりで、「じゃぁ実際サービスを受けてると思ってるエンドユーザの立場ってばどうなのよ?」と訊けば、ぬけしゃぁしゃぁと、全然回答になってない回答を平気で返してきたりして。
できれば未来は、望んでサービスを受け、そのサービスに対して適性かつ適切なサービス料金を「気分良く」払える社会であって欲しいものだと、マジメに思ったりする。これはひとえにユーザ側の心構えも大事で、カタチの無いものに対してとかくカネを払いたがらない今の日本型社会のようなスタンスではとうてい成り立たない。
ひっくり返して言えば、今の民放の堕落しきった姿勢や、偉そうな顔でモノ申す某大手広告代理店のスタンスを後押ししてきたのは、他でもない私達の「タダなら良かろう」的な楽観主義に他ならない(と思う)。
ま、そんな大きなハナシをしなくても、業者さんが持ってきた見積もりを見て「営業管理費って、削れるんじゃない?」とか「企画料って、別にいらないでしょ」とか、そういうのの延長線でいろいろとセコイ内政干渉(だって、そういう科目分けしてるのは業者さんの事情で、それに文句を言うのは業者さんの社内体制への内政干渉でしょ?)してる内は、そんな未来はやってこないってハナシ。
なんでこんなハナシを書いてるかといえば、昨日、小川氏ブログで以下のようなエントリを読んだから。
どんなツールを使っていてもGoogleによる広告をみせられる時代が近づいたというわけだ。横浜の中華街を歩いていると、僕のケータイが鳴り、聘珍楼かどこかのランチ情報かなにかが表示される、という具合。便利とみるか悪夢とみるかは、受け取る本人次第ですが。
[ 出典:Googleに常に居所をキャッチされる日@Speed Feed ]
そう、「便利とみるか悪夢とみるかは、受け取る本人次第」なのだ。たとえば、この手のサービスをGoogle様が提供していたとしても、ユーザがその価値を認めて「必要だ」と感じて、いくばくかの料金を払っているものであれば、決して悪夢にはなりえないと思う。
以前も「サラミ技法的に…」と書いたがなんとかして、そういう「課金できる」サービス・モデルをとっとと構築しないと、ひょっとしたらインターネットも益々雑音が酷くなってしまうかも知れない…、ってな風に感じるのだ。
Google様もチェック・アウト機能を備えた事だし、ホントにもうその辺りを考えてほしいなぁ。1ヶ月1ドル払えば検索結果画面でウザい「スポンサーサイト」を掲載しないとかその他のサービスもキチンと課金していくとかイロイロとね。
エンドユーザたるニンゲン様ってば、タダだと思うとどうしても無駄に使ってしまう性格があるからさ。水も空気も自然もそうやって「タダだ」と勘違いすることで無駄に使ってダメにしてきてしまっているって、立派な「実績」もあるし。
広告主との利害関係を阻害せず、適切な「中立性」を保ちながらエンドユーザに対して安価にサービスを提供していくっていう風にはなれないものかねぇ。もちろんその狭間で自社の収益を確保するのは、広告主とエンドユーザ両方に対して自らの中立性を証明するための証でもあったりして。
Do not evilもいろんな風にとらえることが出来るケド、そんなコトはどうでもいいんだと思う。要するにGoogleさんには、ユーザ(広義のね)からevil(邪魔者)だとひと時も思われないような、そういうサービス・モデル(ビジネス・モデルとは言いたくないし)を確立してほしかったりするのさ、タダじゃなくていいからさ。
|by Nagarazoku : 00:01|コメント (0)|トラックバック (0)|
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