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2006年06月15日
【
にゃんか用かヨ? 】
「おっと、白猫だ」と思って、路地に入り込んだのは昨日の昼下がり。
ちょっと机に向かうのが飽きたので、晩飯の材料を買いに出たついでに散歩してた時だ。
近所は華やいだ雰囲気の場所なのに、この路地の奥には古い民家やアパートが密集している。いわゆる立ち退き拒否組み。数年前までは事務所のそばにもこうした空間が残っていたのだが、そこも今は立派な億ションが聳え立っている。いずれはこのあたりもそんな風になることは必至。現に、
線路の向こう側はあっと言う間に再開発されてしまったし、それに伴う道の拡張工事も着々と進んでいるようだし。
おっと、白猫のハナシ。
で、白猫を追いかけて路地に入り込んだ。民家の前には、スーパーの惣菜か何かの空き容器にカリカリ餌とミルク(脂肪分が少ないような…)を入れて置いてある。明らかに飼っているのではなさそう。でも完全な野良でもなさそう。
一応警戒はしている様子で、その白猫はアタシがテリトリーに踏み込むと建物の影に姿を隠した。姿を消したあたりへと、静かに近寄ってみれば軒と軒のわずかな隙間に隠れて、こちらをジッと見つめている。古タイヤの上に座って、いつでも逃げ出せるように首だけこちらを向けて。
どうやらこの子は目の病気らしい。
そういえば昔、ネコの好きな悪友が居てて、そいつから「真っ白いネコってば劣勢遺伝だから生まれる数も少ないし、よしんば長生きはできない子が多いのだよ」と言う話を拝聴したことがある。もしそれが本当だとすれば、この子はなかなか幸運な子と言えるか。目に病気はもらったものの、何かとしがらみが多い都会の真ん中でも、こうして野良っぽく自由を謳歌して暮らせてるワケだし。
「にゃんか用かヨ?」と、恨めしそうな目で見られながらも、こちらも一歩も引かずにパシャリ。
|by Nagarazoku : 00:52|コメント (0)|トラックバック (0)|
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