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2006年06月20日

【 久しぶりにNHKネタ 】

久しぶりにNHKネタと言うか、池田信夫氏のブログエントリにインスファイアされたのでちょいとばかり。
ここには、インターネットに対応して業務を再編することは拒むが、もうけになる部分だけはつまみ食いしたいという卑しいダブル・スタンダードがある。
(中略)
ところが、このNHK懇談会では、チャンネルの削減も拒否し、受信料の支払い義務化を条件つきで容認しているところまで、NHK経営陣の見解のカーボンコピーだ。要するに、事務局の書いた文案をまるごと了承したのである。このように自分の問題についても批判的にみることのできない放送局が、国家権力の監視という最大の「公共的な役割」を果たすことができるのだろうか。この報告書は、NHKがジャーナリズムとしていかに衰退したかを示す点では有益だろう。
[ 出典:デジタル時代を拒否するNHK@池田信夫 blog ]

もう、正にその通り。と言うか、ここで使われている「卑しい」と言う言葉にこれ以上適切な場所はない。まるでピッタリと当てはまるジグソー・パズルのピースのよう。

組織に根ざすネガティブ・スパイラルの元凶ってば「卑しさ」であると実感するばかり。

そういえばGoogleの創始者も「人材を採る時にこのスパイラルを生み出さないようにしないと組織全体が…」的な発言をしていたのを覚えています(どこで読みかじったかは覚えていないケド。)NHKの場合、これまでに積み上げてきたと言うか、掘り下げてきた卑しさの渦の中にで、組織全体がもがいていると言うカンジ。そしてここに来て、インターネットと言う新興メディアによる外圧に苛まれていると言うカンジ。

早急にコレまでの資産を分離し、アーカイブをVODで提供して新たな収益基盤を形成すると共に、不要なチャンネルをスピンオフして(体のいいクビ切りとも言いますが)、本当に「公共放送」として必要な部分だけ残してください。そうすればみんな納得して受信料くらい払いますよ。当然にそういうストリームラインを経れば、実際に必要となる受信料は現在の5分の1程度にまで下げることが出来るはずですし。

VODのインフラストラクチャ/媒体としてインターネットを使い、そこに新たな支持層を形成すれば、それはコア・コンペテンシが増ましたと言うこともできますし(過去のコンテンツに関しては、素晴らしいものも存在してますしね)、そういう支持層を得た上で、スピンオフした有料チャネルに対するファン層も派生的に増やして行くという建設的な発想がなぜ出来ないのでしょうか。柔軟な発想がなければ、ビジネスは成り立ちません。ま、ビジネスではないと言われれば、それまでなんですが。

NHKが望んでいるのはフラット化した世の中に寄生することなのだけでしょうか?
その中で、法令という毛布に包まれて、あいもかわらずダラダラと意味のないコンテンツを垂れ流すことを望んでいるのでしょうか?

もちろん現在だって目いっぱい頑張ってる職員の方々や製作スタッフの方々がいることは充分に理解しています。しかし、その基盤自体が現代にそぐわないものであるという大前提をもとに考えれば、それは単なる「空回り」でしかないような気もしないではありません。

本当に実力と的を射抜いた視点とビジネス・センスがあれば、スピンオフしても/されてもやってゆけるハズです。いや、もとい、そういう人たちこそNHKと言う古い「基礎」に縛られずもっと自由に、大きな何かを作ってゆかねば(個々のコンテンツではなく)ならないのではないかと思うのです。「そういう活動、そういう思想が根付かないからこそ、どんどんとネガティブ・スパイラルのドツボにハマってゆくのだなぁ」と、超感覚的に受け止めることもできるのですが。

リスクを取りたくないのは判りますが、ここでも「大過無くは、退化する」の法則が成り立ってしまうのですよ。

それとも、もういっそ退化しまっくって消えてしまいたいですか、NHKさん?
市井のボンクラにこんな風に思われていること自体、既に寂しい限りですよね。

これまでのNHKネタは以下のとおり:
P.S.
そういえばAppleのジョブズ氏が、映画1本9.99ドルでiTunesに配信できるよう交渉に入ったという話も聞こえてきたね。ま、娯楽の世界はこんな風に進んでゆくのですよ。

|by Nagarazoku : 10:29コメント (2)トラックバック (1)

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NHK懇談会の最終報告が出たことで、その無内容さへの批判がなされている。 池田信夫blog:【デジタル時代を拒否するNHK】 ながら族:【 久しぶりにNHKネ... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年06月21日 00:04


▼コメント(スパム対策のため、半角英文のみのコメントは受け付けていません。悪しからずご了承ください。)

当方のつたないエントリーへのコメント、ありがとうございました。
あちらで書いたとおり、民放への幻滅から消極的に民営化反対と考えているものですが、だからこそNHKの不祥事および自浄作用の小ささには危機感を持っております。
こちらの他のNHKネタを読んで勉強させていただきます。。。

投稿者 boobaah : 2006年06月21日 00:39

>boobaah様:
コメント、TB、アリガトウゴザイマス。

確かに民放は死んでいますね。企業としての在り方しかり、視聴者とのコミュニケーションしかり。コンテンツに関しては100%死んでいるとは言いませんが、それでも90%以上は死んでしまっていると言っても過言ではないでしょう。時代を作り上げてきたメディアが時代についてゆけなくなってしまっているあたりが皮肉といえば皮肉なんですが…。

NHKは…。以下省略。

投稿者 Nagarazoku : 2006年06月25日 10:24




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