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2006年06月16日
【
米Amazonのグロッサリー販売参入雑感 】
zdnet.comで拾い読み[ 参照:
Amazon starts selling groceries online@news.zdnet.com ]したのだけれど、米
Amazon.comがβ版としてグロッサリー販売に参入した(ベータって表現は、ナンチャラ2.0的にトレンディなキーワードになりつつあるのかしら…)。「ほうほう? いよいよか…」と思いつつ、ポチっとクリックしてみれば、なるほど通り一遍等な取り扱い商品群とは言え、キッチリとツボを押さえてるし。
グルメ・フードが先に走ったのは、さすが"We are No.1!!"を標榜する消費大国の心の叫びに応えるためなのだと思ったケド、今度は定番で継続的な需要が見込めるのグロッサリーへと手堅い勝負に出たワケだ。
pet.comが上手く稼いでたから「そのうちペット餌や用品へ食指を伸ばすな…」とは思っていたけど、人間様の食品にまで本腰を入れてここまで手を伸ばすとは、当時は思いもしなかった。嵩張るものand/or定期的に購入するものを玄関まで届けてくれるってのは、通販系の魅力なんだから、ま、当然といえば当然の流れなんだが。
本国のこういう動きを見てると「日本のAmazonさんも産直米とかからベータで初めてみたらどうなのさ?」と、いらんお節介を焼きたくなってしまう。日本人は米食うハズだし(勝手に決め込んでるだけなんだが)、米ってば2キロで買っても5キロで買っても重たいし、これからは「インターネットを使える年寄り」が増えてくることだし。けっこう需要が見込めるんじゃないかなぁ、「本買ったついでに米もプチっと」とかね。あとは定期購買オプションの設定と、購買履歴をマイニングした不定期での別ブランド米の斡旋機能があれば顧客の取り込みも万全だ(ホントか?)。楽天で商売してる皆さんのために、マーケットプレイス門戸を広げて「ロングテールな方々も確実に支援」を謳えば、もうミキタニ君も真っ青なハズ(どない?)。
冗談はさておき(半分以上はマジメなんだが)、米Amazonの基盤情報整理の素早さには毎度驚かされるばかり。本来であれば日本人的に得意な分野だったハズなのに、いつの間にか大きく遅れを取ってしまってるし。日本だって凸版が1994年あたりからGAMEDIOSを立ち上げて、一般に消費される商品の情報を広範囲に整理(当初GAMEDIOSは日用雑貨を対象としてたケドね)し、それをビジネスにつなげようと食指を伸ばしてきたけれど、組織内部の軋轢やトップダウン方式の勝手な方向転換や、どうしようもない外圧など紆余曲折あって、結局は有耶無耶。インターネットでモノを売るって考えには至っていなかったけれど、商品の情報を整理し、必要としている人に公開するって言う根っ子の部分の考え方はAmazonさんなんかと同じだっただけに勿体無い。やはりこのあたりは日本人のバブル呆け&▲▲の世代の我関せず的サラリーマン根性に蝕まれてしまったアイデンティティなのだと思うのだ。
「石橋を良く確かめずに渡ってドツボに嵌る派」だった米国的発想が、80年代の泥沼経済を経験することで、結果はどうあれ「とりあえず石橋を叩いてみる派」に変わった。さらにネット・バブルとその失敗を経験し、上手く生き残った企業、特にIT関連企業は急速に「橋なんかなくても、組み立てながら渡ればいいじゃないか派」へと考え方をシフトした。一種の焦燥感に駆られながらの行動じゃないかと言われたらそれまでなんだが、それでもこれだけ充分な結果を残してきているのだから、適切に評価されてしかるべきだと思う。
その中でも代表的な企業であるAmazon.comの品揃えも、これでとうとうWalmart並になってしまった。もちろんWalmartとAmazonでは対象としている消費者層が異なる。「異なるんだケドも、まったく重なり合わないワケでもなく、そのパイの取り合いでどのようにAmazonが駒を進めるかが見ものだ」なぁんて思ってたりもする。ま、ベゾスなら上手くローカルの小売店を懐柔する方法を編み出すんじゃないかと、勝手に期待して、希望的観測をテキト~に述べてるだけなんだけど。
P.S.
ってなコトを今日のネタにしようと思って昨日の昼間に書いてたら、夕方になってCNET Japanでも出てたよ[ 参照:
米アマゾンがグローサリーショップの実験を開始@CNET Japan ]。っつうかCNETさん、本文とは直接関係もないのになんで
Amazonのアダルト商品コーナーへの直リンク貼るかなぁ…。アナタがそんなだから、アタシも調子こいてアタシも貼っちゃいましたよ。良い子はクリックしちゃダメダメ。
|by Nagarazoku : 00:02|コメント (0)|トラックバック (0)|
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