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2006年05月25日
【
投資は自己責任デスヨ 】
投資っちゃぁ自己責任ですよ、キッパリ。どこかでセーフティネット張ってるつもりでも、網なんてのは穴が開いてるのが常。よしんば一見しただけでは分からなくでも、角度を変えてみてみればキッチリ穴があったりするのが常なんです。
投資なんてまぁ、別の言葉で言えば「博打みたいなもん」ですから。
あ、別に博打=ネガティブにとらえないでくださいよ。アタシだってネガティブに捕らえて例えてるワケではないのですから。要するに株も為替も先物も競馬も競艇もオートレースも競輪もパチンコも、ぜ~んぶ「投資みたいなもん」だと言いたいワケなんですよ。アタシも塩漬け株持ってたり、小ざかしくオフショアのヘッジファンドで回してたり、外貨で鞘を稼いでたりしてきたこれまでの実感がまぁ博打だよなぁと、そう思わせるのです。
当然にそれに関わる行動全部が自己責任です。やるも勝手、やらぬも勝手。相手がもしもblaffすりゃ、それを見抜けるか、見抜けないかも自分の責任。
会社組織の人材に対する投資だってそう。良い学校を出て「こやつ出来そうだな」なんて思って採用してみれば、早々に「社会人として」使い物にならないヤツが出てきたり、よしんば使えたとしても社費でMBA留学に出してやったら、その後しれっとした顔で辞めちゃうヤツとか。個人が会社に入ろうって時だってそう。良い会社だと思って入ってみれば、サービス残業があたりまえだったり、福利厚生の「ふ」の字もなかったり。ま、これらも会社組織にとっての、そして個人にとっての「博打みたいなもん」でしょう。互いの、相手側に対する認識の差ってのが、そこには存在してたりもしますが。
そういえば故向田邦子先生が「女は毎日の買い物だって博打だ。あっちの八百屋の方が安くていい物があるんじゃないか、いや、今日はこっちの八百屋の方が…」ってなコトをエッセーの中で書いてたような記憶があります。そう考えれば、主婦の毎日の生活だって「博打みたいなもん」ですわ。
んでもって「博打みたいなもん」に参加する際は、リスクを「どこで」ヘッジするかってぇのが問われる。問われるっちゅうか、本人がそれに気が付いてなきゃならない。もしくは知ってなきゃならない。だぁれも100%安全を保障してくれないワケですから。負けてしまっても、「知らなかった」とか「気が付かなかった」からと言って「今の勝負な無しね」とは相手に言えない。これが最低限のルール。
勝負事に絶対は無くって、あれば誰もがそこに突っ込むワケで、そういう100%安全な「勝負事」や「博打みたいなもん」が無いからこそ、「全財産や虎の子を投資に回すのはバカ」とか、「potentialだけ考えて一点張りするのはバカ」とか、まぁそういう不文律もあったりするんでしょうなぁ。
で、昨今ゴチャゴチャ言ってるライブドア株の云々。以前もチョトここで触れましたが、
まさくに氏のブログに気になるエントリがあったので、それにinspireされて先のようなコトをあらためて書いてみた次第です。
ライブドア事件で法令上の違反というのが実際にあって、現在起訴されている人々の刑事責任というのはあるとしても、投資家側にもそれなりの責任があると思われます。損失が出ればそれは確かに可哀想ですが、そういう危険性を判っていて参入してくるのだし、「よく知らなかった」ということであれば、参入してくること自体が問題ではないかと思います。証券会社の方でも、昔みたいな営業というのはかなり減ってるだろうし、多くの部分では自己責任であると思いますけどね。普通に銘柄を選択する時、「ライブドア株を選ぶ」という時点で、かなりの冒険家(もっと言えば、投機家)だな、としか私には思えないのです。
[ 出典:ライブドア株主の訴訟に思うこと;@いいくにつくろう怒りのブログ ]
裁判の結果は何も出ていないので、法令云々の件はワキへやっておきますが、この、まさくに氏が言う「
普通に銘柄を選択する時、"ライブドア株を選ぶ"という時点で、かなりの冒険家(もっと言えば、投機家)だな」って正にソレ。自分から土俵に入っておいて、今更ナニをゴチャゴチャ言ってるのか…、と正直思っちゃいますヨ。コトバを変えてみれば、自分のカネを突っ込んでるとは言え、結局は他人の褌で「デカい」勝負してるワケなんですから、ナニを今更感がぬぐいきれません。以前も書きましたが、上手く売り抜けてるヒトは上手く売り抜けてるんです。
売り抜けられなかったからと言ってゴチャゴチャと「せめて自分の分だけでも正しく清算してくれ」と言うべきではないでしょう。言うのであれば、
風当たりが強くなるのも承知で「ライブドア株の全ての取引を過去に上って清算してくれ」と言ってみるべきでしょう。要するに過去に得したヤツはその利益を卓に戻して、ま、そこから清算ってカンジで。ま、ありえないでしょうケド。
そういえば
essa氏のアンカテ(Uncategorizable Blog)にも微妙なエントリがありました。別に年寄りを責める気はありませんが、なんだか、この分布が気にならないと言えばウソになるのであえて引用。
同じ人間が、批判しながら、裏で尻馬に乗って儲けようとしてたんじゃないのか?
そうでないなら、批判してた人は被害者になった同世代の人を叩いてほしいものだ。そういう言説が可視化されない限り、もう老人を信じない。
[ 出典:ライブドアを批判するのも引っかかるのも60代@アンカテ(Uncategorizable Blog) ]
なんなんでしょうね、このdemographicalな分布ってば。
って言うか、昔流にヒトコトで片付けてしまえば「甘えの構造」ですわ。
イヤホンマ。
もうどうせならTVでCMでも流してもらいますか? 直接お脳のアタリに刷り込めるように。ノンバンク系の「支出と収入のバランスを考えて」じゃないですが、「投資と自己資金のバランスを考えて」とかね。ナンカ、ムナシイケド。
|by Nagarazoku : 09:02|コメント (2)|トラックバック (1)|
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ライブドア株で損した株主が、また訴訟を起こすとニュースで報じていた。
本来株主には株価による損失を保証する責任はない。
今回の場合、損失の原因が虚偽報告などの... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年06月06日 12:07
記事を取り上げて頂き有難うございました。
>「甘えの構造」
本当に60歳以上という、いい年になって、まだ判らないということに驚きます。むしろ、暢気に「わからんものには手を出しちゃなんねえ」という方が、よっぽど堅実です。
ウチの死んだ親父が言ってました(学歴も金もなかったのですが、笑)。
「借金はするな」「博打はするな」「まじめ」人生これだけあればいい、と。私は結構破ってるんですけど・・・。
投稿者 まさくに : 2006年05月25日 23:16
>まさくに様:
マイドオセワニナッテオリマス。
確かに、他人がやってるからと言って、わからんモノに手をだすのは良くないですよね。それってある意味、本能の部分なハズなのに。自分の特性を知って、自分の直感を信じて自分に向いているモノを選ぶべきなんですよ。わまりに左右されずに。
その辺の感覚さえも現代社会に生きてると麻痺してしまうのでしょうか。
ムズカシイですね…。
投稿者 Nagarazoku : 2006年05月26日 22:08