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2006年03月22日

【 100mm入院で、180mm試し撃ち 】

昨日目が覚めた時、ふと、新宿の岡田屋へゆこうと決めた。
と書けば、妙な決断のようにも聞こえる。

新宿の岡田屋と言えば生地や洋裁の部材を扱っているお店。JRの東口を出て、新宿通りの信号を渡ったあたりにある。歌舞伎町へ抜ける通りと言えばわかりやすいだろうか。女性モノの下着とか(最近では日本でもカタカナでランジェリーとか言うらしいが…)が店先に並んでたりするので、男性でも、けっこう「あぁ、あの店ね…」と思う方がいらっしゃるかも知れない(深意はありませぬ)。

何ゆえヒゲ面のオッサンが朝っぱらから岡田屋へゆこうと決めたかと言えば、黒い布地が欲しかったから。

飲んだワインのエチケット(聞きかじったトコロでは、そのワインの身上書や履歴書と言う意味で、ラベルのコトをエチケットと言うそうです)をその都度剥がしてスクラップすれば良いのだが、これがまた面倒。酒に関する我が家の主導権(酒道権か?)は嫁にあって、ワインも当然に彼女の守備範囲であるのだが、同じように面倒だと思うようで、これまたラベル剥がしを率先して行うことが無い(以前はけっこう小マメに剥がしていた様子だが…。ひょっとして、アタシの無精癖が伝染したのか…)。

ちなみにアタシにとってはワインは趣味でもナンでもなく、ただあるのを飲むだけなので、当然に率先してラベル剥がしに貢献することもない。貢献することはないのだが、目の前の空き瓶がそのままゴミに出されるのはなんだか勿体無いと言うか、妙なトコロで几帳面の虫がうずく。嫁も、出来れば小マメにラベルを収集したいと言う気持ちは変っていないと言う。

と言うコトで、折衷案として、ワインの瓶に関しては、アタシが一応責任を持って撮影し、記録に残しておくという法案が、我が家において昨年度可決された。ナン役にも立たないアタシの写真遊びも、これでなんとかヒトサマの役に立つと言うもの。

しかしだ、チョコチョコと撮っているうちに、あることに気がついた。

瓶モノ、ガラス物を撮影してる人なら当然気が付いておられるのだろうが、この手のモノはとっても厄介な被写体だったりするのだ。撮影する側から見れば、中身の入った赤ワインの瓶なんんぞキリスト様の血と言う名前を借りた、悪魔の回し者ではないかと思える程に厄介。なぜなら、まるで鏡のように周りが写りこむから。

撮影すると言っても、我が家はごく普通の一般家庭。都会の真ん中なので、狭さだけは自慢できる。一般家庭なので、当然写りこんで欲しくないものがアアチコチに転がっている。夏場など、上半身ハダカで気楽にパシャリと写してみたら、瓶の中に上半身ハダカの変なオッサンが写っていたりするから、トンデモな話なのだ。

アレコレと工夫を凝らし策を練り、なんとか手を抜いてどうにかならんものかと画策してみたが、んなもん、手を抜いてどうにかなるんだったらプロの方々がとっくにやっておられる。とは言え、家に床から天井までの突っ張り棒を立て、トレペを張った枠を立てるような大掛かりなセット組はやりたくない。知り合いのカメラマンがいつもやってるのを見てるから、あんなコトをやりだしたらそれこそ「キリ」が無くなるのを十分自覚しているのである。

それでも、ナンだカンだと試行錯誤しているウチに、どうにか脇のあたりの写りこみに関しては上手く消せるようになってきた。だがしかし、やはり被写体の正面に据えられたカメラだけは、時と場合によってはどうしても写りこむ。

これがムショウに悔しいのである(要するに無意味な負けず嫌いなのだが…)

ってなワケで、これだけは仕方が無いのと観念して、正面用の垂れ幕だけは自作することにしたのだ。収納場所に困らないのであれば貼れパネ(薄い発砲スチロールの板に糊が付いているパネル)に黒いケント紙でも貼ってレンズのトコロに穴を開ければ良いのだろうが、そこはソレ、狭さだけが自慢の我が家にそんな大仰なパネルを普段格納しておく場所などは無い。

で、黒い布を使って暗幕ヨロシク、レンズ用のスリットだけを空けた垂れ幕を作るコトにして、岡田屋へ行こうと決心したのだ。

と、ここまでは枕話(長くてスマヌ)。

どうせ新宿へ出るならY橋さんへ寄って、PENTAXのD FAマクロ100mm F2.8のフードを買い換えようと思った。以前のエントリでも書いたように、ノッチが磨耗してしまい、フードがスカスカになってしまっているのだ。冬の間はさすがにマクロの出番も少なかったのだが、暖かくなって草木が芽吹くとマクロ遊びがしたくなる。で、いざレンズを交換しようとすると、フードが空回りしてしまい、レンズが外れずにフードが外れてしまう。

ナントモ、カッコワルイハナシジャナイデスカ…。

嫁は本日仕事だと言うので、一緒に家を出て、アタシはそのままJRで新宿へ。時間が早かったので、とりあえずY橋さんへ。2Fのレンズ売り場で係の人に事情を話すと、どうしたワケだか、交換用のフードを出す前にアタシのフードを手にして、展示用のレンズに付けた。

アタシとしては内心「???」

係の人がやってるのを見てると、展示用のレンズとアタシの使ってる(磨耗してるハズの)フードの組み合わせだと、カチリとノッチが利いてフードが固定される。

えぇぇぇぇ…?!!?
そんなコトってアリですかい?

「お客さん、これ、フードの磨耗じゃなくて銅鏡の先の部分が磨耗してますよ」と、係の人がアタシのレンズ本体を見て言う。

う~ん、困った。もう、いっそその場でレンズを下取りに出してT社の伝説の90mmマクロに買い換えようかとも思い、そのキモチを係の人にぶつけてみたが、係の人はひとこと「勿体無いですよ、こっちのレンズの方が設計が新しいですから」と、電卓も叩いてくれない。それでもと押し切ると電卓を叩いて、やはり止めた方が良いとの回答…。

修理はPENTAXに訊いてみないと、できるかどうか判らないと言う。

と、その時ふっと閃いた。「PENTAXフォーラムってのが、この近所にありましたよね」とアタシが尋ねると、「えぇ、その先の三井ビルの1階ですよ」と係の人。

「直接持ち込んで診てくれますかね」と訊くと、「ウチで預かるより、ゼッタイその方が対応早いと思いますよ、特にレンズは」と言う。

ぢゃ、ってコトで、アタシはトボトボと肩を落とし三井ビルへ。
比較的近所なのに、一度も行ったコトがなかったので、ま、良い機会と言えば、良い機会。

フォーラムで診てもらうと、やはり銅鏡が磨耗していると言う。技術の者に詳細を確認するからと言う担当者の対応で、チョットばかり待つコトに。

ふと、横で対応してもらってる人が、カメラ内の清掃を依頼してる。おぉ、そういう手もあったなと、渡りに船と、アタシもCCD他、ミラー箱内の清掃も依頼。以前から、絞り込むとどうしてもゴミの見える部分があって、気になっていたので幸いと言えば幸い。さすがのアタシもCCDの清掃は、自分ではやりたく無い。

10分ほどして呼ばれてみれば、銅鏡の先端部分だけ交換は可能と言うコトで、2週間の預け入れ修理に。一応保障期間内と言うことで、無償交換。

担当者の話では、このような磨耗は初めて受けると例だと言う。恐らく、アタシの日頃の行いが悪い所為なのだろうが、ひょっとすると部材に使われている強化プラスチックと、フードの相性が良くないロットなのかも知れない。

そうこうしているウチに、小一時間でカメラもクリーンナップされて返ってきた。ファインダを覗く。イイっ!! 細かなゴミも取れてるから覗き甲斐がある(?)。

しかしだ、使い慣れた100mmマクロを2週間も取り上げられてしまうと、欲求が溜まった時にチョット困る。とは言いつつ、T社の180mmマクロはあるので、こいつで急場を凌いでみたいと決心。問題は使い慣れていないことと、小柄な*istDSに着けるとまるで大砲のように見えるコト。当然、巨大だし重たいので手持ち撮影に自信など無い。

そんなコトを考えながらフォーラムを後にして岡田屋へ。必要なモノを買い、家へ帰った。帰って素直に机に向かえば良いものを(やらねばならないコトはあるのです)、自信が無いと困るからと、自分なりの言い訳を作り、大砲レンズをカメラに着け、三脚と一緒にザックに詰めて、チャリンコで自然教育園へ。

トニカク、慣れなければ心が落ち着かないから遮二無二の試し撃ち。
こんな時、自分でももう少し気楽にやればと思うのですが、性格がソレを許しません。

っちゅうか、そんなワケで昨日は仕事が全然進みませんでした。
せっかくだから、ググっとf/11まで絞ってみました

|by Nagarazoku : 00:07コメント (3)トラックバック (0)

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乙w

投稿者 miomio : 2006年03月22日 02:36

凄い熱の入れようだねえ! 確かにビンを撮るのはムズイ!と俺も実感した。(その前にピンぼけだが)

あ、リンクありがとうでした!

投稿者 じゅい : 2006年03月22日 10:36

> miomio様:
イツモオセワニナッテオリマス。
ご機嫌うるわしく、おかわりのないことだと存じ上げます。
杯の進み具合は如何なものでしょうか(謎

> じゅい様:
オセワニナッテオリマス。
熱の入れようと言うか、熱が出そうな勢いになる時があります。

街コミZAQ 岸和田の方、1年間ご苦労様でした。
それから出刃包丁の方、用意できております。受け渡しは折を見て、そのうちに(謎


季節の変わり目、そして花粉症の季節です。
ご両人様共、ご自愛くださいませませ。

投稿者 Nagarazoku : 2006年03月23日 00:01




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