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2006年02月22日

【 新規インフラ構想雑感 】

ソフトバンクが、総務省のIP懇談会に690円の「光ファイバ」の根拠を提出したと言う。

「安いのにはそれなりの理由がある」と言う点は、施設関係者や業界関係者の皆さんはその過去の実体から把握できていると思う。アタシは、あの悪夢の再来でないことを願う。
別にNTTの寡占状態や、一部大手キャリアによる市場独占を擁護する気はさらさらないのだが、机上論だけでは弾き出せない隠れた数字を無視するソフトバンクのやり方にも、問題がないとは言い切れない。

考えればこの数年の間にアタシの事務所の環境も激変した。東京と大阪を結んでいた1MのATMはBフレッツにとって代わられ、データセンターと結んで128bpsのクソ高い専用線契約も取っ払った。電力系キャリアが別ルートでのファイバ提供を開始してくれたおかげで、接続環境に多様性を持たせることが可能となった。NTT側がダウンしても、サーバ側のサービスは継続して別ルートで提供できる。これはNTTに依存した単なる冗長化では解決しない部分だ。

690円のファイバがウソかマコトか、それとも安物買いの銭失いになるのかは全然見えないが、机上論だけでもこう言う議論だできるだけ、また新たなパラダイム・シフトが起きているのだろう。そういえば、昨日はウィルコムの新型PHSが2.2MBでの通信を実現したと言うようなニュースも流れていたし。公衆無線LANの実情も含めて、このところ業界は百花繚乱状態だし。

新しかろうが、古かろうが、インフラストラクチャの構築に関して言えるのは、公正な判断のもと適切な投資で行い、適正な値段でユーザに提供して欲しいと言うコトだけ。過去を振り返ってみれば、案外そういう基本的なコトが全然できていない日本だったりするだけに、余計にそんな思いがこみ上げてくるのかも知れないが…。

|by Nagarazoku : 14:12コメント (0)トラックバック (0)

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