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2006年02月15日
【
模倣か、それとも標準化か? 】
標準化されたインタフェースと言うものは使い勝手が良い。
っつうか、標準化されてないインタフェースと言うものは使いにくい。
いや、標準化に至らないインタフェースを備えたものなどは、限られたニーズしかないと言うことか…。んでもって、ニーズが多いものは使い勝手の良いモノが模倣され、標準的なインタフェースとなるのか…。ニーズが多いのに、インタフェースが標準化されてたら使いにくいっつうか…。ぁあああ、考えてたらワケワカになってきた。
一昨日、IT Mediaさんに「
ネットサービス“そっくりさん”登場のなぜ」と言う話題が掲載されていた。Livedoorのが提供している各種サービスがYahoo!やmixiやFlickrなど、先行するサービスと極めてよく似たインタフェースを備えているのかを話の軸に、なんでこうなるのか、なぜ真似された方は容認しているのか、そして著作権的な見地から「法に触れる可能性」はどうなのかを、今更ながらに噛み砕いて説明してくれている。
Webの画面と言うかインタフェース以外でも、XROX対Apple、そしてApple対MSのGUI訴訟なんてのも過去にあったし、やはり今更ながらにと言う感が拭い去れないと言おうか、「タダ単にネタに困って話題性もあるLivedoorの名前も交えて書いてみただけじゃないのか?」と邪推してみたりもするが、コノ手の話は2002年の
iOffice 2000 VS サイボウズ Office訴訟でも一部では話題になってたし、やはりなんとなく、今更感が拭えない。(この訴訟では地裁でサイボウズ側の訴えは蹴られ、最終的には和解に至っている。この訴訟に関しては、ネオジャパン側の代理人を務めた松本直樹氏が、自身のWebサイトで詳細な経緯を公開している。)
それに、もっと近いところでは去年のジャストシステム VS 松下電器産業のアイコン&機能訴訟ってなのもあるし。
まぁ、話を戻せば、結局は主体であるニンゲン様が使いやすい方がキモチがいいわけで、それを目指すと上述のとおり似たりよったりになってくるし、後出しジャンケンでも悪意のある無しにかかわらず、どうしても「使いやすい」インタフェースを真似するような結果になってしまう。こりゃ、適当に折り合いをつけながらズルズル行くしかないですな。
世の中なんてやったモン勝。
んでもって、やったモン勝だけど、真似してナンボな世界でもあるってコトかしらね。
インタフェースに関しては、「真似されない程度のものは、所詮その程度のモノ」と真似される側も寛容に構えるのが王道なのかも知れませんな。真似されたら、とりあえずは標準化への一歩を踏み出したってコトで。
P.S.
インタフェースの話からは大きく逸れるけど、グスタフ・クリムトの逸話にこういうのがある。
ある日、新聞社だかなんだかの取材で彼のアトリエに記者が訪れた。その頃、クリムトはウイーンでも売れっ子、社交界における話題性も豊富だし、もちろん作品のネダンも鰻上り。クリムトは無類の猫好きでアトリエでも10数匹の子猫がいたそうな。
そしてその記者が訪れた時、その子猫達はクリムトが描いた素描の上といわず下と言わず、紙をクシャクシャにしながら、アトリエの中を走り回っていたそうだ。素描とは言えクリムトの作品は当時から貴重。
走り回る子猫達が、その貴重な作品をクチャクチャにしてゆくのを見た記者は思わず青ざめ、クリムトに問うたそうな「センセイ、貴重な作品が…」と。
クリムト曰く「んなもん、また描けばよろしい」とな。
偉大なる創造者にはそれくらいおおらかな感性と、揺るぎの無い自信が必要だと言うことかも知れないというオハナシでした。
|by Nagarazoku : 13:07|コメント (0)|トラックバック (0)|
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