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2006年02月06日

【 「シチューうどん」の憂鬱 】

バーノン・サリバンは「シチューうどん」について次のように綴っている。
「シチューうどん」の日々は憂鬱である。

理由はこうだ。

「カレーうどん」はコレほどまでに市民権を得ていると言うのに、なぜ「シチューうどん」は日の目を見ないのか…。

「シチューうどん」は日々、こんなコトを考えると憂鬱になるのである。
と言うのは大嘘だけど、やっぱり「シチューうどん」の位置付けってば、かなりマイナー。スパゲティにシチューをかけるって言うのはたまぁ~に見かけたりするんだケド、やっぱり「うどん」となると、まず見かけたコトはない。

とは言え、「シチューうどん」をキチンとダブルクオートで括ってグーグル様に尋ねてみれば、今日現在のトコロ、一応404件ばかしヒットはする(っつうか、数字が不吉だっちゅうの。404はHTTPのエラーコードで該当ファイル無しを意味してたりするし…)。検索にはひっかかったりするものの、実は、その検索結果のトップに来るのが新世界の「いづみ」(知る人ぞ知る食堂だな)だったりするし。まいったなぁ、新世界とは妙なトコロでジブンの古巣に帰っちまったよ。

余談はさておき、「シチューうどん」とは如何なる食べ物であるか。紐解いてみれば、今では貴重な存在になった(と思うが)三食昼寝付きの家庭を日々切り盛りする主婦の皆様が、お昼時にミノ様のTVを有り難くご覧になりながら「そういえば昨日の晩の残りのシチューがあったわね。でも、ご飯が無いわ…」と、おもむろに冷蔵庫を漁ってみて、賞味期限が2日ばかり前に切れたシマダヤもしくは恩地のうどん玉を見つけ、「別に火を通すんだからダイジョウブよね。出汁が無いからシチューを温めてかけちゃいましょ」と、何の脈略も策略も戦略もない、日々の生活の中から生まれた素朴な食い物(大嘘)。

しかし、どういうワケかシチューとウドンは、その相性が良い。カレーとウドンの出会いも、元祖と名乗る店舗が六本木ヒルズの地下にまで出店を出す程までにドラマチックな展開へと発展したが、シチューとウドンの関係にも、それに負ず劣らない可能性を感じさせる。

新世界にある「いづみ」の「シチューうどん」はのシチューはホワイト・シチューだったりするのだが、アタシが強く推奨するのはビーフシチュー系のブラウン・ソースのものとの組み合わせ。

うどんと組み合わせる際の注意点は、決して乾麺系や手打ち風の「高級系うどん」と組み合わせてはいけないというコト。ふつ~の「うどん玉」や、真空パックの「常温で3ヶ月保存できます系」のウドンを使うことが重要である。関西風に言えば、「根性の無いうどん」を使う事が重要なのだ。この「根性の無いうどん」をてきと~に湯にくぐらせ湯を切った後、丼に放り込み、そしてその上からアツアツのシチューをかける。

すると、あ~ら不思議、この「根性の無いうどん」がシチューとベストマッチ。そんなんだったらパスタと組み合わせれば良いではないかと言うヒトがいるかも知れないが、ま、騙されたと思ってウドンと組み合わせてほしい。日本系のシチューってば塩味が強いから、スパゲティとかパスタのように肉厚が無い麺にはちょっと無理がある。ところがウドンと組み合わせると、これが絶妙なハーモニーを奏でるのだ。ハーモニーと言うより、漫才のコンビのと言った方が正しいかも知れないが、ま、とにかく信じられないような相乗効果が生まれる。

とりあえず、今度シチューの食べ残しが出たら、騙されたと思って翌日は「シチューうどん」を試してみてほしい。皆がクチにすれば、その美味さが口コミで広がって、いつの日か「カレーうどん」をも凌駕する程の支持がえられるかもしれないのだから。

「シチューうどん」の憂鬱な日々を解消できるかどうかは、私達の地道な努力にかかっているのだ。

ん?
バーノン・サリバンって誰だって?
それを知っていれば、チョットした通ですな。ま、適当に調べてくれたまへ。と言っても彼と「シチューうどん」は全然関係ないので、その辺は許してちょ。

|by Nagarazoku : 00:08コメント (0)トラックバック (0)

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