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2006年02月02日
【
ピストを里子に… 】
ピスト、要するにトラックレーサーですな。
ま、トラックレーサーと書くとカタカナ表記でカッコ良く聞こえたりするんですケド、要は固定ギヤの付いた競輪用のチャリンコです。
若かりし頃、自転車競技にハマっていたアタシは、トラックレーサーにまで手を出してたりしたのは既に書いたと思います。しかしこのトラックレーサーと言うのは、その名のとおり競輪場のトラック(傾斜が付いているため、通はバンクと言う表現を好みますね)を走るために設計されているワケで、当然、公道走行は前提にされていない。公道での走行はそれなりのテクニックも必要ですし、練習走行以外では公道を走るってのはあまりお勧めできるシロモノではなかったりします。
固定ギヤなので、下り坂なんかでも車輪の回転に合わせてペダルが回転するので、脚力で下りでの速度を調整(「バックを踏む」と言う表現をします)しなければなりませんし、前の信号が赤になったからと言って、急に止まれるモノでもなかったりします。公道走行では3歩先の交通の流れを読みながら、滑るように走るテクニックが必要だったりします。テクニックがあっても、車が急に車線変更したりしてきたら、そのままドテっ腹に突っ込むことは必至だったりするのですが…。
当時のアタシは、大阪の万博公園の外周と箕面国定公園の上り下りで、なるべく交通量の少ない時間帯を選んで練習走行してたりしたのですが、それでも、家に帰るまでの路地なんかで何度か出会いがしらの接触(大事には至ってないです)を何度か経験しています。ロードレーサーなら簡単に避けられるような飛び出しでも、ピストでは全然勝手が違うものなのです。
で、もう20年ばかし乗ってなかった件のピスト、行き着けの自転車屋さんにずっと展示者として飾ってもらってたのですが、とうとう里子に出すことにしました。
と言うのも徳島で樵をしていた友人が大阪に帰ってきて、足としてチャリンコが欲しい旨のメールが来たので、乗ってもらえるならと、二つ返事で了解したワケです。ISHIWATA製の017鋼管なのでパイプの肉厚が薄いのが少々気になってたりしますが、その彼もチャリンコ経験は豊富なので乗りこなしには問題ないでしょう。
昨今のフィクシーブームでビアンキなんかもシングルギア仕様の「ピスタ」なんてのを出してたりしますし、そういった流れのなかではクラシックなトラックレーサーは、けっこうお洒落な存在になるのかも知れませんね。滑るように回転する往年のシュパーブ・プロのラージ・フランジ・ハブなんかが付いてますから、公道走行だけでは勿体無いような気もしますが、いつまでも床の間状態ではね、自転車自体がかわいそうですし。道具な使ってナンボのモンですから。
今度大阪に帰った時は、元気に走る姿を見に行こうかなんて思ってたりします。
|by Nagarazoku : 00:10|コメント (0)|トラックバック (0)|
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