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2006年02月12日

【 Oracleの食指から思う 】

ラリー・エリソンがZendにまで食指をのばすとは思いもしなかった。
とは言え、Zend側はノーコメントなんだが…。

立て続けにコアなテクノロジー企業の買収を試みているOracleのやりかたは、一時期のSunを彷彿させなくもない。その後、Sunは広げすぎた手を上手く使うことができず、今のような状態に陥って(あえて「陥って」と言う表現をさせてもらおう)しまったのだが。
エリソンはマクニーリよりも野心的で抜け目が無いと聞いているから、同じような轍にハマってしまうことはないとは思うが、千手観音のように広げすぎた手をOracle自体がどのように操るか、それはそれで見もののような気がしないでもない。が、それにしても、次なる照準をオープンソースに合わせるとは…。

おそらくアタシと同じようにOracleと聞いて、なんとなく嫌なキモチになっているオープンソース・ユーザや関係者は多いと思う。それなりに離れた位置に立って、干渉せず、互いを利用しているうちは良いのだが、急に距離が縮まると、なんだかやりにくいような気がしなくもない。相手が大きすぎると、たとえばIBMとかだと「PHPを激しく支援するよ」とか言われても、こちらも「あぁ、そうですか」と言うカンジであまりピンとこないのだが、Oracleとかだと、妙にクチを挟まれそうで「…」となる。

大昔、と言っても5年ばかし前でしかないんだが、Oracle 8iとPHPの3.xでちょいとばかり大きな案件を扱ったことがある。確かまだZend Engineは無かった。こっちはPostgreSQLて行くつもりだったのだが、クライアントの担当者のたっての希望でOracleを使う事になった。それでもSunのハードウェアまで買って維持する予算はないと言うことで、遊びがてら出たばかりのMIRACLE LINUX+Oracle+PHPと言う組み合わせでやっつけてみた。思えば、そんな導入事例すらないプラットフォームでそんなコトが許される牧歌的な時代だった。

あれから数年しか経っていないのに、技術だけじゃなく業界そのものまでもが、生き残りをかけて大きく様変わりを始めている…。Oracleのオープンソースへの食指、GoogleとDellの協業、Sunの没落、Web2.0、RoR。何が飛び出すかわからないThe Internetに牽引された世界はこれからどこへ向かうのだろうか。

|by Nagarazoku : 00:27コメント (0)トラックバック (0)

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