≪ 春まだ遠く… |メインページへ戻る| 身近な東横インだけに… ≫

2006年01月31日

【 読めないなら読まないでね 】

先日、営業から泣きそうな声で電話が入った。

納品した英訳文に、得意先の顧客担当者からドエラいクレームを付けられたと言う。しかしながら、件の英文はネイティブに英訳をさせ、そのあと原文と照らし合わせ、キチンとチェックをかけたもの(アタリマエなんだが)。いつもと変わらぬ流れで処理を行い、いつもより少々良いできばえだと思っていた内容。

こちらとしては英文にクレームが付くはずが無いコトくらい判っていたから、ぜんぜんナンとも思わず、ほっときなさいと答えておいた。考えられるのは、得意先のその担当者が英文をキチンと読めてない(言ってみれば高校生以下の英語力だな)可能性。

週明けに事務所で件の朱書きを見てみれば、「なんじゃこれ…」状態な校正。
ジブンが読めてないところは疑問朱のつもりだろうか、クエスチョンマークが付けてある。意味が全然通じないと言う指摘のあるところは、動詞がどれだか判ってないから、間違った意味に勝手に解釈してるだけ…。挙句の果てに、機械翻訳じゃないのかと言う捨てゼリフまで頂いたそうだ。

っつうか、アンタが全然英語読めないだけじゃん…。

「こんな給料ドロボウな社員はクビにしなさい」と、得意先に言いたいトコロだが、こっちも大人なので、んなコトは言わない。

言わないけれど、こんなワケワカな朱書きに沿って直す気なんてさらさらない。こう言うときのタメに保険もかけてある。実は、得意先の本社側(U.S.)にも英訳文が送ってあるのだ。

で、そちらからの朱書きが返ってきたので、それに合わせて、チョコっと直す程度。もちろん本社側からはお褒めのコトバこそないものの、Good Jobなコメント。朱書きと言うより、ワーディングのサジェスチョンが3つばかし。

コレを添付して、最小限の訂正で、嫌味じゃないけど校正を返しましょう。

得意先の編集担当にはすでにこの件の連絡が入っていて、事情の顛末を聞き、平身低頭な平謝り。英語が読めない顧客担当者は今後どういう扱いになるのかしら…。他人事ながら、出歯亀根性で少々気になったりもする。

ま、今後は読めないなら読まないでね。
読めるようになってからモンクを言ってくださいな。

|by Nagarazoku : 09:41コメント (2)トラックバック (0)

トラックバック・スパム対策のため、このBLOGへのリンクを持たないページから送られたトラックバックは自動的に拒否されます。悪しからずご了承ください。
また、このエントリと全然関係の無い内容のページからのトラックバックは、アタシ的な判断で勝手に削除します。これも又、ご了承くださいマセ。

■このエントリーのトラックバックURL ≫ http://www.nagarazoku.com/mvt/mt-tb.cgi/441



▼コメント(スパム対策のため、半角英文のみのコメントは受け付けていません。悪しからずご了承ください。)

こんにちは。

いますね、こういう方。本当に「読めないなら、読まないで」ですね。

わたしが小娘で秘書などをやっていたころの話です。

本国へ帰る間際の英国人の部長が書いた手書きの社内メモを、わたしがタイプアップし、この部長の後任になるべく転職してきた日本人の部長に、最初に持っていった時のことです。

そのメモを一瞥するなり、その日本人部長「なんだ! このスペルミスは!」って、怒鳴りはじめたんです。

おそらく前任の英国人部長よりも、自分が優れているという点をなんとしても見つけたかったのか、それとも自分で新しい秘書を雇いたかったのか…

その場で「こんなミスをする秘書と、この秘書を採用したMr.A (英国人上司の名)の管理職としての資質は…」などと、周りに聞こえるように大声で言い出しました。

で、その日本人の部長が「スペルミス」として、指差した先の単語が "whilst" なんです。あ~あ。

日本人部長が指差した先の単語を見て、どうやら事情を察したらしい英国人部長が、涼しい顔で「ああ、この単語が何か?」と日本人部長に聞いたので、件の日本人部長は自分のやってしまったことに気づいたらしいです。「ああ、『ウィルスト』でしたね」などと、今度は急にごまかし笑いをはじめました。(その場で英国人部長に発音を訂正されたことは、言うまでもありません。)

もちろん事の顛末は、3時の給湯室経由で本社内全体に伝わりましたとも。

投稿者 ふくしまゆみ : 2006年02月01日 19:23

> ふくしまゆみ様:
コメント、アリガトウゴザイマス。

単語として知らんかったとしても、文脈や綴りから先に音を推測してみれば、有りそうなパターンであることくらい気がつかなかったんでしょうか…。怒鳴ったりせずに後で、コッソリと調べて納得すればいいのに…。
ま、部長さんでもやっちゃったモノは仕方ないですな。

っつうか、この綴り見てウィルストと読んじゃぁ、救えませんねぇ。

草の根情報網のHUBとしての給湯室の役割の重大さが良く判る一例ですね。(違

投稿者 Nagarazoku : 2006年02月02日 00:10




保存しますか?