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2006年01月07日

【 鯛メシで七草粥 】

大晦日に作った鯛の昆布〆が1冊(さく)余った。

別に酢で〆てるワケでもない普通の昆布〆なので「さて鯛メシでも作ろうか…」などと考えていたのだが、そんな折、嫁の方から「冷蔵庫に残ってる昆布〆どうするの?」と質問を受けた。さすが食い物のコトに関しては常に注意を怠らず、細部を見逃さない我が嫁。この恐ろしいまでの「食」への執着心には毎度感心したりする。

で、とりあえず初志貫徹で鯛メシを炊く。

普段は土鍋で米を炊くのが我が家のやり方なのだが、変に土鍋にニオイが付いてもヤなので、ELOの寸胴で炊く。米を入れる、水を入れる、昆布ごと鯛の冊を入れる、火をつける。ハジメチョロチョロ、中パッパ、ってなカンジである。アタシは無洗米推奨委員会会長を勝手に名乗る程無洗米派なので、米は研がないし洗わない。下手が下手に研ぐのと、昨今の精米技術が実現する結果を比較してみた場合その差は歴然。

ところで、鯛メシと言えば沖に出て鯛を釣り、そのまま船の上でカンテキ(七輪)に火を起こして、海水で洗った米に真水を足し、そこへ〆たばかりの鯛を放り込んでて炊きあげるのが美味いと言うが、残念ながら未だに経験したコトがない。もっとも、そんな悠長なコトをしてる余裕はないし、ここは東京のど真ん中だから、明石の海なんてのはなおさら遠いし、船酔いもヤダし。

ってなコトを考えてる間に炊き上がった。

蒸し終えたら昆布を取り出して、鯛の身をほぐしながら飯を混ぜる。途中で味見。美味い。適度に荒熱を取ってからタッパーに移す。丁度2食分あるか…。

1食分は、まぁそのままなり、茶漬けなりで香の物と合わせて食えばよかろう。あともう1食分が問題だな。同じくい方って言うのも芸がないし。

そんなコトを思いつつ、用事で六本木まで出かける。クローバーでクソ高い紅茶を飲みながら打ち合わせ。で、帰ってきた。帰りがけに角の植木屋(このブログに良く登場する角の植木屋である)の前に奇妙なポット植えを見つけた。春の七草のポット植えだそうだ。

八百屋でセットにしたパックの七草はココ20年ばかりでほぼ定番化したが、ポット植えで植木屋で売るとは、なんとも珍妙な発想。乗せられたつもりで、その雑草の寄せ植えを一鉢買う。1食分の鯛メシを使って七草粥を作るつもり。草が足りなければ、八百屋でパックのを買うか。

自分で野山に行って摘んできてないのが少々心残りと言えども、そんな味気のない七草粥でもとりあえずは七草粥だ。寒さ厳しき折、カゼひかぬよう、食わぬよりマシだろ。

春の七草

鯛のハナシに話をもどせば、生簀で泳いでる鯛を食うのはバカのするコトだと思ってる。

鯛なんぞは沖〆のヤツの方が美味い。生簀のヤツはどうも嘘くさいし生簀臭い。しかも鯛なんぞは〆てから5日間くらいは全然生で食える。もちろん温度管理と保存の仕方(皮をひかないとかね)が大事なのだが。〆たばかりのヤツは生で食っても「あぁ…」ぐらいにしか思わないが、3日目ぐらいになると「おぉ?」ってカンジでかえって美味くなる。身もグデグデからキリリっとなる。5日目を過ぎたら再度グデグデになるので、湯引きして松皮造りにしてしまうのが良いかも知れん。その際は大葉を奢る。

3日目ぐらいで皮を引いてお造りにすると皮が余る。皮は捨てるべからず(っつうか、魚は皮と肝。身はオマケ)。引いた皮に塩を振って、炙って、握り寿司にすればこれまた珍味。適度に油が逃げて美味い。塩せず炙ったやつを刻んで赤出汁に入れても美味い。この場合、赤出汁の具はエノキ茸と合わせると絶妙。

寿司屋でバイトしてた時、この他にもお師匠さんに色々教わったが、もうすっかり忘れてしまった…。

|by Nagarazoku : 00:16コメント (2)トラックバック (0)

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御挨拶が遅れました。本年も宜しくお願い致します。

七草ポットは斬新ですね。ハーブよりも欲しいです。今までに全滅した草は多々ありますけど。

我が家では七草粥は殆ど食べません。が、年末についたお餅が沢山あるので、ひたすら餅を食べることになります(笑)。

去年に「カブ」を買ってきたら葉っぱが大量にくっついていて、葉っぱをサラダに入れたり、浅漬け?のような漬物風にして食べると、美味しかったです(勿論妻が作ったんですが)。実は大根の葉も美味しいので好きですが、普段は売られていないので残念です。

投稿者 まさくに : 2006年01月08日 13:41

>まさくに様:

シンネン、あけましてオメデトウゴザイマス。
本年も宜しくお願いいたします。

アタシもポット植えは始めて見ました。7日の夕方も件の植木屋の前を通りかかったのですが、ほとんど売れ残っていました。やはりクチに入れるモノが直接土に植わっていると訴求力が無いのでしょうか。それとも植わっていると雑草っぽく見え直ぎてウケが良くないのでしょうか…。確かに八百屋のパック詰めの方が見た目も綺麗で、ボリュームもあるのですが。

年末についたお餅とは羨ましい限りです。もち米をふかして突いたホンモノの餅はやはり美味いですよね。ウチは餅つきの習慣はありませんでしたが、年末になると、よく饅頭屋へ「ホンモノの餅」を買いに行かされました。

そういえば大根の葉っぱも全然見ませんね。漬物や炒め物にするとけっこう美味いのに。と言うか、こんなコトを書いてると、流通小売は足元を見て「大根の葉っぱ」が新商材として売り出しそうですね…。

投稿者 Nagarazoku : 2006年01月09日 00:07




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