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2005年11月24日
【
T1搭載サーバと最近のSun雑感 】
FreeBSDの6.0が出てしばらく経つ。そろそろ仕事の手も空いてきたので、その辺に転がってるマシンに放り込もうかと、あたりを物色。マルチプロセッサでのパフォーマンスも向上してるってハナシなので、それじゃついでだからだと、デュアルCPUのサーバを探す。確か以前データベース・サーバにしてたPen3の双発機がどこかにあるはず。
ところが、サーバラックの裏の物置場に見当たらない。オカシイ。
と、思い出した。本業で使ってる(と言うか塩漬け状態)ne.jpドメインの方のサーバが吹っ飛んだので、アイツの代替に使ったんだった。ザンネン。アイドリングさせておくサーバにデュアルCPUも勿体無いハナシだけど、確か急場しのぎでそうなったハズ。
というコトで、現行稼働中のサーバの火を落として入れ替えるのもナンなので(個人的にはマイナーバージョンアップでもクリーンインストールを好みます)、FreeBSDの6.0はしばらくオアズケ。来年度の予算で双発のOpteron機でも買わせてみようか…。
そういえばマルチプロセッサで思い出したけど、Sunからそろそろマルチコアのナイアガラ(T1)を載せたマシン、
Sun Fire T2000/T1000(リンク参照)の正式なアナウンスがある頃。しかし、どうもあの筐体は安っぽくて好きになれない。製品ラインの統一感と言う意味では新しいデザインの流れなんだとは思うけど、先行してるAMDプロセッサ機のSun Fire Xxx00シリーズと同じ系の筐体っていうのも、なんとも安っぽい。激しくAppleさんを意識して「クールなカンジを出したかったんだ」と言う話を内部から耳にしたが、コンシュマー市場でしのぎを削ってるメーカのコンセプトを模倣しようというアタリの発想がなんとも貧弱。
それともう一つ、SWaPと言う独自の評価基準で自社製品と他社製品を比較してるあたりも奇妙。確かに電力消費を低く抑えてゆくことは大切だと思うケド、だったら今まで自分たちが売ってきた製品はどうなるんだと言うあたりの矛盾をどうイイワケするのか見ものでもある。事実、現状の製品在庫を考えると、セールスやリセーラとの歩調の合わせ方が微妙になってくる。そのアタリを上層部がどのように舵取りするのか、見もの。
あともう一点付け加えるならOSの問題。
現状Solaris OSしか使えないのは良いとしても、Solaris 10だけしか動かないのは辛い。いまでも、特に商用のサービス提供ベースでSunのサーバ環境として圧倒的に利用されているのはSolaris 8。なぜそこからのサポートを視野に入れなかったのか。まず買い替えの時期がきているハードウェアを買い替えさせて既存の環境を移行し、その上で、Solaris 10への移行を促す方が現実的。
特にT1000/T2000のようにローエンドなサーバに関して言わせて貰えば、ラック単位で売り込んで、軽量級なWebサービス/メール・サービスのフロントエンドに使うことが多いはずだし、そうなるとSolaris 10を「使わなければならない」意味など皆無に等しい。
「OSもハードウェアも新しく」と言う発想をユーザ側に植えつけてしまったら、更にLinuxとの鍔迫り合いになる。そうでなくともSunのハードウェアのイニシャルコストは足かせ。その上、独自プラットフォームで独自OSというプロプライエタリな面が、いくらオープン性を謳ったところで裏目に出かねない。
毎度のことながらこのあたりのSunの下手さ加減には感心するばかり。ま、健闘を祈るところではあったりするのだが。
そういえば米国では、Sunもそろそろ本腰を入れてWindowsのサポートを始めているが、次のステップとしてはやはりWindows系のサーバOSのプリ・インストール機の販売となるのだろうか。見たくないような、見てみたいような。そうなるとSolaris OS、Linux、Windowsと手広く扱う意味では優位かも知れない。ただ、過去の経緯を知るユーザにとっては、怖くてSPARC版のSolaris OSしか使えないというトラウマが残っているので、こういったコアな支持層をどうやってつなぎ止めてゆくかも課題。
ところで、T2000に関して補足しておけば、来年の夏以降でなければ本来意図されていたマシンには仕上がらないコトになる。伝え聞くところによれば、これはチップセットの問題で、ドーターボードで急場を凌いで製品化してるために、そのための拡張スロットが利用できないというもの。石が予想より早く開発できてしまったコトによる弊害か、製品化を急いだツケなのか。このアタリのイイワケを営業がどのように伝えてくるのかも楽しみだったりする。
|by Nagarazoku : 10:20|コメント (0)|トラックバック (0)|
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