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2005年09月07日

【 要するに、余裕のなさでしょ? 】

JRの尼崎の事故に関する事故調査委員会の中間報告に関して。事故のメカニズムはまだ解明されていないと言う。物理的な原因と言う点ではそうだろう。どんな状況でどのようなモメントが働いてあのような事故が起きたのか、その解明は難しいだろう。なぜなら、あの時点での正確な状況など、計算機ではじき出せるものでも、スケールを手にして現場で痕跡だけを追いかけても見出せるものでもないから。

そして、正常に機能する範囲外で機械や機材が利用されたことだけは誰が見ても明白。元来鈍行列車しや貨物がメインだった路線に快速列車を走らせれば、カーブのR部分に関してもどんどん「余裕」がなくなるのは判りきったこと。そして、それを毎日目にしながら、何も対策できなかった組織上の余裕の無さ。

機械で言うトコロの「遊び」が無い。運行上の観点からすれば「余裕」がない。後にも先にも、アタシはそれだけだと思う。一刀両断な言葉ですまないが、本心からそう思う。

それともう一つ。何度も書いてるケド、技術や機材への過信。最新のATS(自動列車停止装置)が埋設されれば何も心配ないのかい? あらゆるディメンジョンから強度設計がなされていれば、乗客は安全なのかい? いままでもそういう過信があって、事故が度々起こってたんじゃないのかい?

ペースを落して、物理的にも論理的にも社会的にも道徳的にも歩幅を確かめる。要するにそういう余裕のなさでしょ?

|by Nagarazoku : 17:59コメント (0)トラックバック (0)

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