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2005年07月27日
【
自筆署名よりも、百均の三文判が信頼できるのか? 】
電気代もVISAで払うコトにした。年金もクレジットカードで支払いが出来る時代になるらしいが、東京電力も電気代をクレジットカードで支払えるようになるらしい。銀行の自動引き落としは嫌いなので、これまでは毎月コンビニへ明細を持って行って支払いを済ませていた。せっかくカード決済が可能になったのだから、これを機に利用してみたいと思ったのだ。
「銀行の引き落としが嫌いでカードはエエのんか?」と突っ込まれそうだが、アタシは基本的に
あの手の申し込み用紙に銀行届出印を押すのが嫌い。しかも普段使いの口座を置いてる銀行はシグニチャだけなので、印鑑の押しようが無い。普段使いのバックアップ用に三和銀行の口座もあるが、コレも実は届出印は某所に保管してるので、いちいち
あの手の申し込み用紙へ銀行届出印を押すタメだけにコチラから出向く気にもならない。あくまでこの口座はキャッシュカードでの出納を原則にしてる。
ってなワケだから、仕方なく引き落としの申し込み用紙で処理を進める場合は、都度相手方のサービス窓口に電話をかけて理由を話すハメになる。最近はシグニチャの認知度が上がってきたので「それでもOKですよ、サインを印鑑の欄にして送付してください」と言ってくれるケースも増えた。しかしだなぁ、あの狭い円の中にサインをしろと言うのもご無体なハナシだろう。と言うような理由から、可能な限り引き落としにはしない。
東京電力の請求書には「クレジットカードも使えるようになります」とあったものの、あまり詳細が記載されていなかったので、とりあえずお客様センターっぽいトコロに電話してみた。0120のフリーダイヤルだったが、PHSからでも素直に通じた(ここで好感度がアップ)。で、クレジットカード払いの件を話すと「用紙をお送りします。」と素早い対応。中二日で東京電力の集中事務センター宛ての専用申し込みハガキが送られてきた(この素早い対応で、更に好感度アップ)。記載する内容はおなじみのモノ。サクサクっと書き込んだので、明日にでも出しておこうと思う(認印は必要だったが、銀行届出印とは違うのでそのあたりの引き出しに転がってるヤツを気軽に押しておいた)。
このエントリ、本当は東京電力でVISAが使えるようになったコトだけを書くつもりだったのだが、途中で他のコトを思い出し、お題目を「自筆署名よりも、百均の三文判が信頼できるのか?」に変えた。その
他のコトとは某お役所で最近体験したコトなのだ。
先日、大阪市の某区役所で健康保険の還付金を受け取ってきた。実はその時の窓口で一悶着あったのだ。
お役所から送付されてきた還付金の案内には「振込み用の口座番号を郵送にてお知らせください」とあったが、「窓口でも受け取れます」と書かれていた。アタシの実家から区役糞、あっシツレイ、区役所までは徒歩3分圏内だ。既報のように大阪市の財政は緊迫した状態にある。アタシが住民票をわざわざ東京から大阪に移した理由も、生まれ育った街を少しでも支援できればと思ったからである。当然そんな財政の中で、歩いて役所に出向ける市民が、わざわざ振込み手数料を使わせては申し訳ない。そのタメに窓口の職員も雇用されているのだし。っとまぁ、そんな風に考えて窓口へ行ってみた。
「振込みにしてくださいよ。」窓口の職員に開口一番言われたセリフがコレだった。受け取る本人が目の前に居てるのに、経費と手間ヒマをかけて振込みにしてくれと言う。ナンデヤネンと訊くと、窓口で処理するのは手間だと言う。オイオイ、ソレを言っちゃいかんだろう(しかも万人が銀行口座を持ってると決め込む方も不思議なのだが…)。
「でも、窓口でも受け取れますって書いてありますよね。家が近いし、振込み手数料や用紙の返送料金も税金で賄われているんだから、ムダにできないでしょ。そう思って来たんですよ。」とアタシが言うと(本当は大阪弁でもっとキツかったと思うが…)、相手も渋々ながら窓口での還付に応じた。そこで相手が「認印、ありますか?」と言ってきた。
アタシはそんなモノ持ってないから、本人確認用の免許証もあるし、拇印やサインではダメなのかと聞くと、ダメだという。区役所の斜向かいは100円均一の店だ。買ってくるのに数分とかからない。で、アタシは窓口の職員に手続きをお願いしたまま100円均一の店まで出向いて、認印を買ってきた。買って帰ってきた時には窓口に現金も用意されていて、ハンコを押して「ハイ、完了!」となったのだが、その際、
本人確認もされなかった。
「本人確認しないんですか」と尋ねると、窓口の職員は忙しそうに「いいんですよ、別に」と吐き捨てるように答えた。
アタシが持ってたのは100円均一で買ってきた三文判と、区役所からの還付金の案内通知だけ。書留でもナンでもない普通の郵便物。その気になれば誰だって、他人の郵便受けから抜き出せる代物。三文判ってそれ程までに信頼の置けるモノなのか? 写真の付いた身分照明書で本人確認も必要ないのか?
アタシはどうしてもこう言ったハンコ依存文化が理解できない。
筆跡鑑定のできるサインよりも高い信頼性があるのか?
本人自筆のサインよりも、百均の三文判が上なのか?
たぶんアタシのアタマの方の螺子が2~3本抜けていて、現状を正しく理解できていないのかも知れない。
しかし、簡単に偽造できてしまう、いや、正確に言えば薬局で売ってる油紙があれば簡単に転写できるモノに、どうしてそれ程までに重きを置けるのだろうか。不思議だ、不思議すぎる…。
P.S.
銀行名に対して、三和銀行ではなくUFJじゃないのかと言う突っ込みが入りそうだが、アタシはUFJになってからも頑なに三和銀行の緑色の帯の入ったキャッシュカードを使い続けているので、あえて三和銀行と呼びたい。なんだか東京三菱銀行とUFJは合併するらしいが、幸いにもすでにアナウンスされている店番変更にひっかからなかった。まだこのカードは使えそうである。すでに20年以上が経過したこの三和銀行のキャッシュカード、いつまで利用可能か挑戦し続けてみたいと思う(ハタから見れば、タダの変なオヤヂだよね)。
ちなみに、東京電力の好感度がアップしたと先に書いたが、これはあくまでも現場レベルのサービスのハナシ。原発云々やお役所的な上層部の業務運営体制については全く好感を持っていないので、そのアタリはご了承いただきたい。
|by Nagarazoku : 00:03|コメント (2)|トラックバック (0)|
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はじめまして。
違う記事でのTBのお礼に伺ったのですが、あまりに興味深く、また共感を覚える記事にコチラに先にコメントさせていただきました。
区役所の「めんどくさい事したくないんだよねボクチン」という態度丸出しの対応には毎度の事ながら腹が立ちます。立ちますが小心者なのでついつい逆らえません。
ですが、本人確認を重要視せず、書類上(きっと処理が一番簡単に済ませられる)の形式だけを良しとするこの体制だけは何とかして欲しいですね。
なので勝手に婚姻届けだされて云々…という事件が起きるのだと思いますが。
ちなみに私の戸籍はめちゃめちゃ汚いです。母の欄に別の人間の名前が間違って記されていたのですが、当事学生の私は戸籍を見て大変に悩み、しばらくグレる(誇張です)という甘酸っぱい青春を送りました。結局区役所の人の間違いだったのですがその処理も大変にぞんざいで…
そんな怒りを思い出し、やはり役所というのは「責任感のない人間が働ける珍しい職場」なのだなと理解するのでありました。
おっとちょっと(ちょっと?)話が脱線してしまいましたが、とても充実した内容のこちらの記事に、とても勉強になりましたのでお礼を…という心意気だけ受け取っていただきたく思います。
投稿者 あひる : 2005年07月28日 20:45
> あひる様:
コメント、アリガトウゴザイマス。
お役所仕事と言う表現は大昔からあります。それを払拭しようとする意識がいまだに無いアタリ、その姿勢にはビシっと一本筋を通して(誤ったスジですけどね)るのが役所のスゴイところだと思います。
実はアタシの婚姻届、シャチハタに朱肉付けて押して押したモノだったんです。そのまま普通に受理されちゃいました。素晴らしい対応です。
一事が万事といいますが、まぁ、いつの日か「お役所仕事」の意味が180度反転されるコトを願うしかないですな。
投稿者 Nagarazoku : 2005年07月29日 12:25