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2005年07月17日

【 もっと大事に扱えヨ! 】

見てて悲しくなります事務所のビルの近所に空き地ができた。少々入り組んだところにあって、面している道路は幅1.8メートル程度。まだこのあたりが下町だった頃に建てられた、古い住宅がいまだに密集している地域だ。都のごみ収集車輌もこの界隈では軽自動車が使われている。

実はこの空き地にも少し前まで家が建っていた。「かなり古いよね…」と思っていたら取り壊されたワケだ。お隣の家も今年の初めに建て替えられたので、「建て直しですかね…」と思ってたら、更地にされて売りに出された様子。

最初は一つの業者が販売を受け持っているのだと思っていたら、毎週毎週業者の捨て看板が新しくなる。どうも物件の金額が金額だけに、持ち回りで担当している様子なのだ。まぁ、それは良い。しかしだ、毎週業者が変わる度に以前の業者の捨て看板を周辺の電柱からはがして、空き地となった更地の片隅に投げ捨て、新たに自社の捨て看板を貼る。貼る方も責任を持って撤去して欲しいモノだが、取り扱い商品である更地の片隅へこんな風にゴミとして捨てるのはどうしたモノだろうかと思ってしまう。

自分達が扱っている商品に対して愛着はないのだろうか?

土地や住まいというのは、ニンゲンが生活を営むための基盤に他ならない。そういった生きるための大切な何かが、金儲けのタメだけに、こんなふうに取り扱われているのを見ると、すごく悲しくなる。気が付けば、更地になってから草むしりすら一度も行われておらず、雑草が生え始めている。業者が乗り入れる車の所為で地面には轍ができ、そこへこのところの雨が溜まってぬかるんでもいる。でも業者さんは車を止めて、小さな机を出して「現地案内所」と言う紙を貼ってるだけ。担当者さんのほとんどが手持ち無沙汰なのか、ケータイデンワでゴソゴソしてたりする。

約30坪で1億3千万円の値段。決して広くはない土地に決して安く無い値段(少なくともアタシには買えない)。この地所に、それなりに生活するための家を建てることができるヒトは、やはりそれなりに生活と言うものの価値も大切に考えるのではないだろうか? それを販売する側に、その価値を大切にしようと思う気持ちはあるのだろうか? 毎日前を通る度、「もっと大事に扱えヨ!」と雑草が生え始めた更地が悲しそうにモンクを言ってるような気がする。

|by Nagarazoku : 10:37コメント (2)トラックバック (0)

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そうだそうだ!
しかし高いし狭い、うちだったら田舎に3千万の家建てて、1億で暮らすね・w・

投稿者 MIOMIO : 2005年07月17日 23:38

>MIOMIO様:

マイドオセワニナッテオリマス。

って言うか、その通り。3千万で家を用意して、1億で暮らす。
その方がけっこうまともな金銭感覚デス。帝都東京は今も昔もどこか歯車が狂っているトコロがあるのですよ。写真じゃわからんでしょうが、実はけっこうショボい地所だったりするのですよ、この場所は(駅から近いのと、お洒落な住所と言うのを除けば、全然ショボいんです)。その地面に坪400万以上って…。やはり何かが狂っています。

投稿者 Nagarazoku : 2005年07月18日 01:04




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