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2005年06月08日

【 ゴチャゴチャと靖国 】

相変わらずゴチャゴチャしてるね、靖国の問題。内政干渉だとか、個人的にとか色んな言い分があるんだろうけど、他のアジアの国々の意見の方が正しいように思えるんだけどねぇ。中国側だって「とりあえず政府関係者の公式に参拝をやめてもらって、今の時期に揉め事の火種となるようなコトはお互いに減らしましょうや。その他のコトは後々考えましょう」ってカンジで言ってくれてるんだし、まずはソコから始められないものかねぇ、コイズミ君も。

中曽根氏がこの2日に後援団体の会合で発言した
「個人的信条より国家利益を考えてやめるべきだ。小泉君がもっと早い段階で国益を考え自分はやめるといえば、やめぎわがよかった。それが国家の利益にプラスになるなら国民はわかる。やめる方が勇気を要するが、勇気のあることをするのが政治家だ。」(参照:Asahi.com)
は、一見すると正しい意見のようにも見えるが靖国を否定するのではなく「コイズミ君を懐柔し、これ以上事を荒立てないようにしようにしてみたい」と言う意図がミエミエだけど、それでもナニも手を打たないよりは軟着陸の方向を考えてくれてるんだと思いたい。自らが85年に公式参拝を打ち切った後の東条家との分祀に関する水面下のアレコレも含め、靖国がどういう位置づけかをよぉ~く知っているハズの中曽根氏からの目一杯のアドバイスだと思うんだけどなぁ。

前にも書いたケド、アタシは個人的には無宗教。神道も仏教もその他の神様もホトケ様もナンとも思わない。あるがままに生きてると思ってるし、今ここに、この時代に生きてることをナンとは無しに、ダレに対してでもなく「アリガタイ」と思って生きてる。そんなアタシが靖国の抱えている課題を俯瞰して見ると、別に先の大戦の後のハナシだけでなくそれよりも過去のアレやコレやが目に付く。アジアの国から見れば、その存在自体も問題なのだろうなぁとも思う。それは分祀とかそう言った問題じゃないんだよね(参照:靖国問題)。

とりあえず日本の与党は自民党になってて、そのトップが公約だからと、国益を無視した公約を掲げ靖国へ出向くって言うのも不思議なハナシだとは思うけど。自民党の票田になってるのではないかと言う疑問はteshape_pさんがブログで取り上げてたし。

無くなった本人の生前の意志でそこに祭られていたりして、その身内の方がお参りするのとはワケが違うと言うことダケはハッキリと言える。首相として靖国へ出向くヒマがあれば柳条湖へでも出向いて、あちらの国の方々の目の前で頭を下げ、過去の歴史についての姿勢を示すべきだとも思う。

日本が全てをさらけ出し歴史についてアタマを下げると言うコトは、最終的に米国にも鉢がまわってくる。隠蔽した戦後処理の問題があるからね。でも日本がアジアとのより良い関係をホントウに望むのであれば、そういった面では米国と対峙する必要もあって良い。米国にナニを言われても、水面下で嫌がらせを受けても、日中韓共同でコンセンサスを取って「アジアの歴史」的な教科書を作り、各国語版としてリリースしたって良い。

EUのようにムリに先を急ぐ必要もない。それでもいつの日か「国」と言う単位が機能しなくなる時が来るかも知れない。その時、ハイブリッドなアジアが生まれてくれれば、アタシはそれで良いと思う。

P.S.
過去のの歴史の問題について、中国人の友達に問われてもアタシ自身は謝らない。しかし知っている限りの資料を上げて「こういった資料で、こうだから日本は過去に侵略戦争や人体実験を行い、それについては公式に謝罪はしていない。その国政については一国民として申し訳ないと思う。政府としての正式な謝罪を行い、正しい歴史を記録にのこし、今後の糧にするべきだと言う個人の見解と、それを伝えるための草の根活動は続けていくつもりだ」と、自分の意見を言うようにしている。

その場限りの謝罪で問題の矛先がアヤフヤにしてしまうのは嫌だし、アタシ自身が犯した罪ではないのにカンタンに口先だけで謝る方が失礼だと思うから…。

(余談の余談になってしまうが、古い本だけど本田勝一氏の「中国の旅」は必読かと思う。)

|by Nagarazoku : 00:01コメント (2)トラックバック (1)

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» 常任理事国入りと靖国神社を秤にかける小泉首相 from Over 40
中曽根元首相の「国益」発言を聞いて、ハッと思った。 もしかして、小泉首相は常任理... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年06月08日 10:44


▼コメント(スパム対策のため、半角英文のみのコメントは受け付けていません。悪しからずご了承ください。)

TBありがとうございます。
相変わらずごちゃごちゃしていますね(^^;

「公約」ていうのは「特に選挙に際して、政党または候補者が当選後に実施することを約束した政策」ですから、"公約"って言ってしまったこと自体がまずいように思います。支持団体に対しての単なる約束ですよね、これは。だって言ってみれば「当選した暁に墓参りします」っていう感じなんですからねぇ。墓参り(参拝)を公約っていうのもよくよく考えればずれた話です。

ついでに、小泉首相が「適切に判断して」っていうのが私には引っかかるんです。良い悪いと言いたいのではなくて、何か政治的な取引に使っているような・・・。普通、総理になる人間って良い悪いは別にしてバカじゃあないですよ。バカじゃないと仮定すると、今の小泉首相の態度は普通に考えると辻褄が合わない気がするんです。「参拝するかも知れない」or「参拝しないかもしれない」という期待感を何かの交渉に利用しているような気もするんですよね。単なる私の深読みしすぎかもしれませんけど。

投稿者 エントロ : 2005年06月08日 10:01

>エントロ様:

オセワニナッテオリマス。
いつも楽しく読ませてもらっております。お身体の調子はいかがでしょうか?

靖国の件はゴチャゴチャしすぎですな、現在も過去も。
とりあえず火(非)の無いトコには煙は立たないという解釈で見守りたいと思う、今日この頃だったりします。

投稿者 Nagarazoku : 2005年06月09日 15:19




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