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2005年06月05日

【 トケイソウの花が咲いた 】

トケイソウの花が咲いた気が付けばベランダでトケイソウの花が咲いている。ツボミが付いたら普通はダレでも気が付くものなのだろうが、昨日の昼になるまで、全然気がつかなかった。と言うのもアタシの部屋のベランダにはラティス(斜めの格子状になった、良く見かける園芸用のアレだな)を2枚ばかり立ててあるので、その裏側、要するにお日様が良く当たる面を普段目にすることはないのだ。

昨日の昼、植木に木酢酸をスプレーしていて、ラティスの裏側に回りこんでるトケイソウの蔓にも散布してやろうと思い、ひょいっとベランダの外へ身を乗り出したら見事なトケイソウが一輪。「おぉぉおぉ!」っと思わず声を出してしまった。確かにベランダの外の面の方が陽の光も良くあたるし、コンクリが熱せられるから成長が早いのだろう(石垣イチゴみたいな発想だな…)。特に気をかけて世話をしていたワケではないので、こうして見事に咲いてくれると嬉しかったりする。

トケイソウを初めてマトモに見たのは昨年の7月。友人の結婚式に招かれて神戸へ赴いた時のコトだ。一日余裕を持ってホテルを取ってくれたので前泊することができ、その際、チョイと観光でもと思い神戸市立布引ハーブ園へ足を運んだ。と書くと聞こえも良いが、メンドクサガリで出不精なアタシが率先してそんな場所を探し出すワケないし、タブン嫁がロケーションをピックアップしてくれたのだと思う(すでに記憶が定かでない)。そして食える草に目が無いアタシはタダ単に「ハーブ」と言う言葉に誘引されただけなのだろう。

とにかく、新神戸駅の側にあるロープウェイで上まで上がって、エッチラ、オッチラと布引ハーブ園の中を通って降りてきたのだ。その九十九折の途中で、山肌の落石防止用フェンスいっぱいに蔓を伸ばして艶やかな花を咲かせていたのがトケイソウだったのだ。そのケッタイな花姿を見たアタシの台詞は「なんじゃ、コレ?」だった。で、良く見たら側に札が掛かってて「トケイソウ」とある。なるほどこれが時計草か。見ればみるほど時計にソックリだわ。そりゃ確かにトケイソウですなと、一人で納得しつつ、フテブテシそうな蔓性の植物のクセに、どこか繊細で几帳面な花を付けるトケイソウが気に入ってしまった。

いま家にあるモノは、昨年の夏の終わりから飼ってるもの。神戸でアタシがワーワー騒いでたのを覚えてて、嫁がネット経由で苗を取り寄せてくれた。別に丹精したワケでもなく、肥料も奢ったワケでもない。他のハーブに日当たりの良い場所をとられ、我が家では恵まれた子ではなかった。それでも立派な自分で日当たりの良い場所まで蔓を伸ばして、チャンと花を咲かせるあたり立派なもんだ。特に世話もしないクセに、こんな時だけ育ての親っぽいキモチになってみたりする。

ところでこのトケイソウ、実を付ける種類もあるらしい。パション・フルーツと言うヤツがそれ。果たしてウチの子には実が付くのだろうか…、っと取らぬ狸の皮算用までしてみたりする(調べてみたらウチの子はPassiflora Jeannette/ジャネットと言う名前らしい)。

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