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2005年06月01日

【 活きの良さより、息の長さを 】

2005年の日経BPの「アフターサービス調査」のパソコン部門で、エプソンダイレクトが1位の座を獲得した。王者DELLをブチ抜いて堂々の1位だ。

ナンの因果か知らないが、アタシの事務所でもエプソンダイレクト製のPCを簡易のサーバ代わりに使ってたりする(アタシ自身のメインマシンはThinkPadとPowerBookなのだが)。フリーなUNIXライクのOSでサーバを立てる場合、下手に大手メーカーのデュアル/クアド・サーバを買ったりするより、この手のメーカのタワーを数台買いこんで、クラスタ構成にして使う方が、コスト・パフォーマンス的に優れていたりする(どんな処理をさせるかによっても変わるケド、並のHPC環境でもコレでイケたりする)。

エプソンダイレクトが今回1位になったのはもちろん偶然ではない。昨年あたりから製品の質も著しく向上してるし、ユーザサポートにもかなりチカラを入れ始めてた。凝ったBTOを頼んでも中3日もあれば手元に届く。不具合があったらイキナリ新品に交換してくれたりする(それでエエのか?)。「コレはひょっとしたら」と思ってたが、まさかのコノ結果。今のアフターサービス体制を確立するために奔走した現場の人達も、とりあえずはコレで報われるだろう。

しかし問題はこれからだ。そもそも競合する他社と出荷台数を比較すれば、今の品質のサービスやアフターサービスは「提供されて然るべきモノ+アルファ」程度だと思う。こうやって知名度が上がりユーザが増えれば、従来と同じクオリティのサービスを提供していても、その内容に「納得しない顧客」も増える。下手をすれば他社と比較して過剰なサービスを「期待」して乗り換える顧客も出てくるハズだ。そういった顧客をどう捌いてゆけるかで実力が試される。

アフターサービスとユーザサポートの満足度ナンバーワンを標榜していたGateWayが、そのコストを賄いきれずに日本から撤退(実は再上陸してたりするが…)したコトは、もう多くのPCユーザの記憶から薄れてしまっているかも知れない。でもそれこそが実情なのだ。やはりアフターサービスやユーザサポートは体力勝負。企業の仕事を「カネを生む」仕事と「カネを使う」仕事に分けたなら、アフターサービスやユーザサポートは「カネを使う」仕事なのだ。

ユーザへのランダムなアンケートで得られるこういった指標も大切だが、それに踊らされて各社ムリが祟って、裏目に出てしまわなければ良いのだがと危惧したりする。なんせ企業のお偉方はこういった「順位モノ」に目先を奪われがちで、ともすれば現場にさらにムリ難題を押し付けたりしかねない。

これまでに自分で使ってきたPCを見れば、新旧はあれど国内の全メーカー(浮気モノなのではなく、仕事上のシガラミでそうならざるを得なかったのサ)を網羅してたりする。その経験値から言っても上位10社に入ってりゃ、今時ソレナリのサービスは期待できる。

単発的な活きの良いサービスも大事だと思うが、一定の水準を保った息の長いサービスの方が、実はユーザにとっては有難かったりするものなのだ。そのアタリの勘所をわかってくれるメーカーってのは、果たしてドレほどあるのだろうか。

|by Nagarazoku : 00:04コメント (2)トラックバック (0)

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こんにちは。実はブログデザインの改良を少ししまして、ブックマーク欄に入れさせて頂いたのですが、よろしかったでしょうか?もしも、不都合とかがあればその旨仰って下さい。
また宜しくお願い致します。

投稿者 まさくに : 2005年06月01日 18:33

>まさくに様:

マイドアリガトウゴザイマス。

ぉぉお、ブックマーク欄への掲載アリガトウございます。ぜんぜんOKです、って言うかこんな稚拙な内容のブログなのに、恐縮しておりますデス、ハイ。

コチラコソ、今後とも宜しくお願いいたします。

投稿者 Nagarazoku : 2005年06月01日 18:51




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