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2005年05月20日

【 ノンネイティブのコトバの感覚 】

昨日の午後、仕事の谷間に上海の友達とSkypeチャット。基本的には英語でのチャットだが、彼女の方が日本語の表現や読みを知りたい時は日本語でのチャットになる。アタリマエだな、ローマ字表記だと余計にヤヤコシイし。

一応日本語ネイティブのアタシから見ても、彼女は流暢な日本語を使う。チャットでもそうだし、IPフォンを通してハナシをしてもさほど違和感を覚えない。トコロが、それでもジブンの日本語がゼンゼンできてないと言う。オイオイ、下手すりゃアタシよりできてたりすると思うんだが…。

確かに母語じゃないコトバを使う時って、使った後で「ヤッパリ、ゼンゼン出来てないじゃん!」って思うコトがある。「ああ言えば良かった」とか「こう表現した方がキレがあった」とか。でもハタから見てたりしたら、案外そうでは無いみたい。アタシも昔、英語の読み書き聞き取りはできたが、全くと言っていい程しゃべれなかった。英会話教室も行ったコトないし、一人でブツブツ言うのにも限界があるし、英語でのインタラクティブなコミュニケーションってのが苦手だった。

30歳を過ぎてサラリーマンを辞めてからの留学中に、一念発起して小遣いをハタいて家庭教師を付けた。家庭教師と言っても別に教材なんてない。その週のニューズウイークの記事をアタシが朗読して、ソレを聴いてもらう。ビシバシと発音を矯正してもらいながら。その後で記事の内容について、そこから派生した話題について(オッサンが二人で話をするのだから、ヨタバナシもある)1時間ばかりディスカッションをする。二人きりだから、沈黙は互いに気まずい。だから何かしらハナシをする癖が付く。週5日、一日2時間ばかり半年も続けると、その時はなんとかカタチにはなったような気がした。

しかし、普段の何気ない会話では違和感が残る。そのうちゼンゼン話せてないような気がしてくる。ネガティブ・スパイラルに陥って、どんどんダメなような気がしてくる。でも周りにそんなコトを言っても「全然普通に話できてるじゃない」と取り合ってくれない。

コノ感覚はなんなのだろう。

恐らく意識しすぎなのか、ただ単にエエカッコしぃで流暢にハナシがしたいという願望が先走ってるダケなのだろうか。本物のバイリンガルで無い限り、ネイティブのコトバで考える脳の回路が先に走ってる限り、この感覚は抜けないんだろうなぁ。

|by Nagarazoku : 00:29コメント (0)トラックバック (0)

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