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2005年04月28日
【
出版社ブランドの切り売り 】
普通の出版社が自費出版を普通にサポートしてたりする傾向があることを、
aru-henshusha氏がweBlogに書いておられた。長年の活字ジャンキーとしてはスッゴク気になる。氏のエントリにコメントしようとしたら580文字以上になってしまって、CGIに蹴られてしまった。ってコトで自分のweBlogにエントリしときます。
==▼以下アタシが書きたかったコメント==
出版社の銘を冠した自費出版書籍デスカ。
ひとりの消費者の目から見た感想をヒトコトで言えば、ブランド名の切り売りみたいなものでしょうか。マトモに言えば、形振りかまわない売り上げ至上主義、ホンネを言えばビジネスの多様化というコトバを借りた嘘の匂ひがプンプンしてます。
作業(work)と仕事(business)は違うと思うんですよ。作業はあくまでもオペレーションであって、マチガイなく定められた業務が遂行され目的を達成するもの、そして仕事とはその上位に位置する、もっともっと創造的なものでなければ前へは進んでいけないんだと思うんです。
大手出版社が自費出版に手を出すと言うのは作業に甘んじるコトだと、正直ナサケナイ気持ちになりますネ。出版社はその道のプロフェッショナルですから、構成/入稿/校正/装丁/刷り/製本/出荷/在庫管理、そして販路を押さえるコトに至るまで出来て当然なんですよね、作業ですから。ビジネス・モデルとして「別の商品」といった扱いで同業他社などに提供するのであれば良いシナジー効果が期待できたりするかも知れませんが、そうでなければやはりブランド名の切り売りです。
ビジネスとしての出版はもっと発掘的であり、先を切り開くための創造性を備えているべきものだと思うんです。そうでなければ消費者が「期待しているナニか」が生まれてこない。当然そこにはリスクもある。そのリスクを受けてまでも出版社や編集者が「自信」を持って世に出す「作品」だから消費者も目を向けるんだと思うんですよね、その「自信」にカケるみたな。そうやって読者や消費者と協奏するのが出版物だと思うんです。
aru-henshusha様、プロフェッショナルな編集者の「ヒリヒリ」した「心」を常に感じ取っているプロフェッショナルな消費者/読者の一人としてコメントさせていただきました。
==▲以上アタシが書きたかったコメント==
っとまぁ、大手出版社の自費出版支援に対してこんな風に感じたワケだ。
|by Nagarazoku : 10:26|コメント (1)|トラックバック (0)|
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Nagarazokuさん、こんにちは。
エントリまで書いていただき、ありがとうございます。
おっしゃるように、まさしくブランド名の切り売りですよね。
もっと言えば、出版で得たブランドを、他の分野に横滑りさせていこうという出版社が増えてきたみたいです。
本の売上は微々たるものですから、そう考えることも無理ないとは思いますが、まわりまわってそのブランド自信が傷つくはめにならないよう、最低限のクオリティを保った仕事をしたほうがいいと考えます。
自費出版ではそれが難しいんじゃないかなぁ、というのが僕の感想ですが。
投稿者 ある編集者 : 2005年04月28日 13:13