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2005年04月03日

【 天は2物を。。。 】

ウチの嫁は美人らしい。アタシは毎日見てるのでナンとも分からんし、特に意識をしたコトはないのだが、世間では美人で通っているらしい。世論に逆らうのもナンなので、アタシもそう言うコトで納得しておこうとおもふ。しかしだ、美人は良いのだが、困ったコトが一つある。それは食い意地。アタシもかなり食い意地が汚い方だが、アタシもタジタジの食い気だ。天はシャラポアに2物を与え賜もうたが、我が家の嫁は別の意味で2物を与えてもらったようだ。

昨日、某ネット関連のポットラック(potluck:料理の持ち合い)花見だったので不精をこいて近所の惣菜屋でアレコレ買い求めて参加をした。その中に「ぬた」があったのだが、その「得体の知れない」食い物が嫁の気を惹いた様子で「ぬた=葱」なのだとか、ワケの分からんコトを質問しまくってハタハタ困った。と言うコトで、説明も兼ねて今夜はアタシが直々に手を下し「ぬた」を作ってみた。ほぼ毎晩直々に手を下していると言う噂もあるが、アタシの社会的な立場も考え、その真相は追究しないコトにしておこう。

取り立てて手のかかる食いモンではない。材料は葱(本当はワケギが良い)、油揚げ(京揚げなどの上品なモノでなく、安っぽいモノが良い)、若布(水戻しする灰干しモノではなく、生のモノが良い)、ゲソ、あとはカラシ酢味噌。カラシ酢味噌は白味噌から自分で作っても良いし、出来合いのモノでも良い。

基本は材料の切り方。長さ3センチの葱の大きさに合わせる。油揚げは火取ってチョット焦げ目を付けて切る。ゲソも茹でて軽く炙って焦げ目を付け、削ぎ切りにする。若布も同じ大きさに。葱がレンジでチン! 湯がいても良いが風味が抜けすぎる感もあるので、アタシはレンジを使う。火の通った葱を冷水で〆て手ぬぐいで水気を切り、若布も同様に水気を切る。大きめのガラスボールに油揚げを入れ、カラシ酢味噌を1/3入れて和える。別のボールで葱と若布と残りのカラシ酢味噌和える。それを油揚げのボールの方に移す。この時、両者を混ぜ合わせない。油揚げの上に葱と若布のカラシ酢味噌和えが乗るカンジだ。葱と若布を混ぜるのに使っていたボールにゲソを入れる。ボールに残っているカラシ酢味噌をムダにしないようにゲソで拭いとってから、先の大ボールへ移す。まだ混ぜない。このままラップをかけて冷蔵庫で2時間寝かす。こうすれば葱や若布から出た水気を油揚げがシッカリと吸ってくれるので、仕上がりが水っぽくなくなる。「ぬた」って言うくらいだから「シャバシャバ」になってはいけない。適度に火取っておいた油揚げは香ばしく、水気だけを吸うので味が染み込み過ぎるコトもない。この多層構造で、適度度なヌタリ具合を実現するワケだ。食べる10分前に冷蔵庫から出して箸で軽く混ぜ合わせておく。冷たすぎるのは甘みが飛んでしまって味が立たない。そういえば、「カラシ酢味噌は日本のマヨネーズだ」と言っていたのは、故茂出木心護氏だったろうか? そう言われてみればそうだ、上手いコトを言うものである。「ぬた」は日本流のコールスローみたいなモンだな。(ホンマか?)

しかしだ、大きなボールいっぱいに作った「ぬた」が一気に売り切れた。普通は食わんだろ、こんな量の「ぬた」を。若竹煮、毛蟹、サザエの壷焼き(完全に居酒屋メニューだな…)などの他のメニューもキレイに平らげた。やはり天は2物を与え賜もうたようだ。我が家のエンゲル係数は緩やかな上昇傾向にある。残念っ!

|by Nagarazoku : 21:23コメント (0)トラックバック (0)

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