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2005年03月19日

【 検索エンジン 】

あまり知られていないのかも知れないが、実はAmazonも1年程前から「A9」で極めて強力な検索エンジンを提供している。検索の速度や、その検索結果の重み付けはGoogleと互角。今年に入って本格的なツールバーの提供も始めている。アタシもFireFoxには実装ずみ。IEでは諸事情により使ってない。

検索能力はGoogleと互角だが、A9にはカテゴライズされた複数の情報源からの検索結果を、カラム分けして表示できるという大きな特徴が備えてらている。カラムの表示/非表示も任意だ。さらにAmazon.comのアカウントを持っていれば「ログイン」して、より高度な利用も可能。例えば各検索結果に対して「メモ書き」が出来てしまう。検索結果をブラウザの履歴としてではなく、サーバ側に残せる。各サイトの詳細情報(サイトが怪しいか怪しくないかの判断ができるワケだ)がポップアップで表示されるなど、「利便性」の過剰装備とも言える力の入れよう。

もちろんAmazonは商売が本業だから、最終的にはソチラへの誘導が目的だとJeff Bezosも語っているが、このインタフェースもエキスペリエンスも4世代の「検索」を模索した取り組みだと思えて仕方が無い。第1世代は乱立した各社の検索エンジン、第2世代は米Yahoo、第3世代はGoogle。

書籍のデータベースをWebで公開するという閉鎖系から始まった検索。方やWebという情報の大海原の進むむために始まった検索。今度はAmazonが大海原の進み方を模索し、GoogleはGメールなどでサービスの裾野を広げて収益性の向上を目指す。GoogleはIPOを果たした後も商売っ気は前面に出さない。AmazonもA9では商売っ気をまだ出していない。互いに六文儀を使って全く異なった航路を取っているようだが、目的地は同じような気がしないでもない。きっと目指しているのは、個人のビヘビアに応じた、より効率的な情報の提供だろう。今はそのためのマイニング・プロセスで必要な統計素材の収集に余念がない。どちらが勝つか負けるかではないが、次の世代のサービスが少し見え隠れしだした今日この頃、少しワクワクしていたりする

|by Nagarazoku : 10:01コメント (0)


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